人間の能力vs道具の進化~後編~

「生身の肉体の限界」を追求するオリンピックに対し、
パラリンピックはまた異なる、テクノロジーとの
新しい関係性を見せてくれます。

パラリンピックは、まさに
「人間の意志と、それを可能にする技術の融合」を競う場です。

そこでの道具は、もはや障害を補うための福祉用具ではなく、
身体能力を最大化する器具へと進化を遂げています。

陸上競技や車いすテニスのマシーンには、
F1や航空宇宙産業のカーボン成形技術が投入されていて、
選手が座る部分は3Dスキャンで完全に肉体と一体化され、
風洞実験を経て極限まで空気抵抗が減らされているそうです。

車いすを用いるレースの前には、気温や路面状況に合わせて
タイヤ圧や、義足のパーツを調整するんですって…

パラリンピックでみられる人馬一体のような美しさは、
アスリートの不屈の魂と、人類の叡智そのものである
最先端技術がシンクロした結果、生まれるものなのでしょうね…


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