映画感想文「(LOVE SONG)」舞台はタイ。森崎ウィンと向井康二、好感度高い二人のBL映画
好感度高い。
いつ何のドラマで見ても、そんな感想が浮かぶ森崎ウィン。本作でもその魅力をいかんなく、発揮。
アップにも耐えうる子犬のような愛らしさ。どんなシーンでも不快感を与えず嫌味のない振る舞い。
そしてバカをやっても下品にならない、品の良さ。
更に、ミャンマー出身で9歳で来日したというが、ナチュラルな日本語。見た目も日本人にしか見えない。
そんな彼がSnowManの向井康二(こちらも歌にダンスにドラマにバラエティにと大活躍)とボーイズラブを演じる。
まず安心して欲しいのが過激なシーンは皆無なこと。
その代わり、今時ないだろうという感じの、お互いに思いを伝えられないという、少女漫画のようなすれ違いのまどろっこしい恋が繰り広げられる。
そして、なんでそこで偶然出会うかな、とため息が出るほどのご都合主義が多数。
だけどいいのだ。これは主演のふたりを愛でる映画だから。そう割り切れば結構楽しめる。ファンにはたまらない映画である。
また、やはり凄いなと感心したのがふたつのシーンで一瞬だけ登場する、森崎ウィンの母役の筒井真理子。セリフにせずとも不穏な空気を醸し出すベテランの実力を発揮。非常に印象に残った。
もうひとり、森崎ウィンの上司役の及川光博。彼の定番となっている、ちょっとスキのあるイケおじを好演。安定感あり安心して見ていられる。
なかなかバランスの取れた配役で楽しめた。
