「青い春」—— 青春は年齢じゃない、いつだって「今」が始まりだ。SUPERBEAVER
アラフィフと呼ばれる年齢になると、「青春」という言葉はどこか遠い昔のアルバムの中にしまってあるもの、という感覚になりがちです。眩しい若者たちを見て、目を細めながら「あの頃は良かったな」なんて無意識にこぼしてしまう。
そんな凝り固まった大人の常識を、真正面からぶっ壊してくれたのがこの曲です。
『青い春』(規格品番:NOID-0010) 2016年3月23日リリース。
この曲を聴いた時、僕はガツンと頭を殴られたような衝撃を受けました。
彼らは歌います。青春とは特定の年齢や時期のことではなく、心が動き出す「始まり」の瞬間のことなのだと。歳を重ねて、守るものが増えて、失敗を恐れて新しいことから無意識に逃げるようになっていた自分に、あの真っ直ぐな言葉とメロディが深く刺さりました。
「会いたい人がいる 諦めきれぬ事がある」
あぁ、そうか。僕にもまだ、あるじゃないか。 年齢を言い訳にして、もう自分には関係ないと思っていた熱い気持ち。でも、心が「やりたい」「会いたい」と動いたその瞬間から、何度だって僕らの「青い春」は始まるんです。
SUPER BEAVERのすごいところは、綺麗事を綺麗事で終わらせない圧倒的な説得力です。一度はどん底を味わい、もがき苦しみながらも自分たちの足で立ってきた4人が鳴らすからこそ、「いつだってこれからだ」というメッセージが、嘘偽りのない真実として大人の胸にも真っ直ぐに届く。
白髪も増えたし、体力的には確実に衰えているかもしれない。でも、この曲を聴いて都会のラクダ TOURで汗をかき、涙を流しながら拳を突き上げている時の僕は、間違いなく「青い春」のど真ん中にいます。
人生の後半戦? いやいや、まだまだこれから。 泥臭くても、不格好でも、僕だけの「青い春」を何度でも生き直してやろうじゃないか。朝の通勤電車の中でこの曲を聴くたびに、そんな熱い決意が込み上げてきます。
さて、今日はどんな新しい「始まり」を見つけに行こうか。 昨日と同じに見える今日だって、自分次第で青い春にできるはずです。
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