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密度の商品力

人は本能的に手に持った物の密度によって、その物の希少性を感じているのではないでしょうか?

もう少し詳しく言うと、人は物を手に取った時、予想していた以上に重い商品に「価値ある物」と期待するのではないか。という話です。

例えば、サイズが大きいが軽い段ボールの中身は「安いもの」と想像し、片手で持てるほど小さいけれど重い箱には「高価な物」が入っているのではないか?と、想像するのではないでしょうか?

私が、はじめてiPhoneを持った時に感じたのは「思った以上に重いな」でした。(もちろんiPhoneの最も大きな特徴は、キーのないタッチスクリーンで、これがくるくる回転し今までに無い色々な機能がある事でしたが。)

それまで人気のあったスマホはBlackBerryで、私もそれを使っていましたので、iPhoneを持った時に「何かが違う」と感じたのです。

当時の代表的なスマホの比重を比較してみるとこんな感じです。なお、比重の計算に使った体積は単純に縦×横×厚みで出しており、角の取れた部分や出っ張り等は考慮していませんので、体積は大きめ、比重は小さめに出ています。

スマホの比重の比較(体積は単純計算)

それまでの主流のスマホBlackBerryは、ほぼ水と同じくらい、初めて手に取ったiPhoneは1.5g/cm3、5年後のiPhoneは2.0g/cm3でした。

念のため付け加えておきます。私はBlackBerryを魅力のないものと言いたいわけではありません。コンパクトで軽くてQwertyキーボードが使いやすかったので、いまでもBlackBerryの復活を願っているくらいです。

この記事の目的はスマホの比較ではありませんので、他の商品の例を挙げておきたいと思います。

見た目よりも重いと感じるもの

機械式時計

ざっくり計算した結果、比重は5.7g/cm3程度(重さ125g、体積22cm3)になりました。鉄の比重が7.85g/cm3なので、そんなに間違っては居ないだろうと思います。

ダイヤモンド

比重は3.52g/cm3です。

コンパクトデジタルカメラ

ざっくり計算した結果、比重は1.2g/cm3程度(重さ300g、体積250cm3)になりました。


いかがでしょう。

見た目よりも重いと感じる物って、お金があれば買いたいと思う物ではありませんか?

もちろん、キャンプ用品の様に、軽さが機能的な価値として求められるものは別ですが、人間は無意識のうちに「比重」によってありがたみ=「商品力」を感じているような気がします。

どう思われますか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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