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「カナダ高校留学はどこも同じくらい高いんでしょ?」 マニトバ州と、ほかの州の学費を比べてみた【全4回シリーズ①】

今回から全4回のシリーズで、カナダ・マニトバ州の高校留学について書いていきます。

第1回のテーマは、留学を考えるときに誰もが最初にぶつかる「費用」です。

「カナダ留学の費用」を調べるほど、金額はバラバラに見えてくる

「カナダ 留学 費用」で検索すると、100万円台の情報もあれば300万円を超える数字も出てきて、どれが正しいのか分からなくなりますよね。

エージェントのサイトによっても書いてある金額はまちまちで、「うちの子を留学させたいけど、結局いくら用意すればいいんだろう…」という状態のまま、情報収集だけが延々と続いてしまう方も多いのではないかと思います。

実はこの金額のバラつきには、ちゃんとした理由があります。

今回は、その理由の一つである"州による違い"を、具体的な数字とあわせてお伝えしていきます。

カナダという同じ国の中でも、選ぶ場所によって家計への負担はまったく変わってくるんです。

学費を決めているのは「国」ではなく、実は「州」

カナダには、日本の文部科学省にあたる、教育を一括で管轄する連邦機関がありません。
教育制度は州ごとに独立していて、学費の決め方もカリキュラムも、州によってかなり違います。

つまり「カナダ留学の費用」を一つの数字で語ることは、そもそもできないんです。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州や、トロントのあるオンタリオ州は日本人に人気が高く、情報も多く出回っていますが、その分、費用も高めです。

一方で、今回メインで取り上げるマニトバ州は、日本ではまだあまり知られていないぶん情報が少ないのですが、費用の面では大きな強みを持っています。

まずはこのマニトバ州の実際の数字から見ていきましょう。

マニトバ州の学費、カナダの公立高校で最も低い水準

マニトバ州の州都ウィニペグにある主要な教育委員会(Pembina Trails、Louis Riel、St. James-Assiniboiaなど)では、年間の授業料がおおよそ12,500〜13,750カナダドルです。
これにホームステイ費(10ヶ月分)と医療保険を合わせた年間の総費用は、23,000カナダドル前後に収まります。

1カナダドル=115円で計算すると、日本円で年間約265万円ほどです。

一方、トロントのあるオンタリオ州では、授業料だけで17,000〜17,500カナダドル(約195〜200万円)。
マニトバ州との差は、授業料だけで年間4,500〜5,000カナダドル、日本円にして51万〜58万円ほどになります。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州も、医療保険だけでマニトバ州の倍以上の金額がかかるなど、費用面での負担は大きくなりがちです。

マニトバ州の学費が低い理由は、"節約"ではなく州の教育方針

じゃあ、マニトバ州は教育の質を落として費用を抑えているのかというと、そうではありません。

マニトバ州では、留学生から受け取る授業料を、国際学生向けのサポートプログラムにそのまま再投資する仕組みが作られています。
留学生を"収益源"としてではなく、教育を届ける相手として位置づけているということですね。

加えて、ウィニペグは沿岸の大都市に比べて不動産価格や生活物価が低く抑えられているため、ホストファミリーに支払うホームステイ費も、無理のない適正な水準で設定できています。

安さの裏には、こうした州全体の方針と、生活コストという構造があるんです。

郊外の教育委員会を選べば、ホームステイ費用はさらに下がる

ウィニペグ市内だけでなく、郊外に目を向けると、さらに費用を抑えられる選択肢もあります。

例えばドーフィン周辺のMountain View学区では、ホームステイ費が月900〜1,000カナダドル。
南西部の農村エリアを管轄するStudy Manitobaでは、月700カナダドルまで下がります。

都市部の学区が月900〜1,150カナダドルなので、郊外を選ぶだけで年間(10ヶ月分)で数万円単位の差が生まれます。

ただしStudy Manitobaの場合、配置される町を選ぶことはできず、完全な農村部に配置される可能性もあるので、その点は事前に理解しておいたほうがいいと思います。
予算を優先するか、都市部の利便性を優先するか、というのは家庭ごとの考え方次第です。

2027年以降に値上げされても、埋まらない他州との差

「今は安くても、将来値上がりするのでは?」と気になる方もいると思います。

実際、各教育委員会は2027〜2028年度にかけて授業料や生活費の改定を予定していて、マニトバ州都市部の総費用も25,000カナダドル前後(約287万円)まで上がる見込みです。

それでも、オンタリオ州の現在の授業料水準や、ブリティッシュコロンビア州の医療保険・ホームステイ費用の高さを踏まえると、他州との差はほとんど縮まりません。

長い期間通う留学だからこそ、この差は決して小さくないはずです。

費用の次に気になるのは、実際の学びの質

ここまで、マニトバ州がカナダの中でも費用を抑えやすい理由をお伝えしてきました。

ただ、費用のことが分かった今、次に気になるのは「じゃあ、そのぶん学びの質は大丈夫なの?」というところですよね。

「英語もまだ得意じゃないのに、授業についていけるんだろうか」という不安を持つ方も多いと思います。

次回は、そんな不安に応える、マニトバ州ならではの英語サポート体制についてお話しします。


僕自身、娘のエリンをカナダに送り出すまでに、費用のことも含めて本当にたくさん悩みました。

そのときに考えたことや、留学先の選び方についてもっと詳しく知りたい方は、留学パパが書き下ろした書籍『中高生の海外留学 知るたび、自分と未来が広がる本』にまとめているので、よければ読んでみてください。

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そして、もし「うちの子の場合、本当にマニトバ州は合っているのかな?」と具体的に考え始めたら、僕たちFED Study Abroadに気軽に相談してください。
留学経験者の目線、そして、子どもを留学させた親の目線で、一人ひとりに合った留学先を一緒に考えています。

LINEから無料相談を受け付けていますし、ご希望の方には直接お話しできる無料カウンセリングも行っています。
まずは気軽にメッセージをいただければと思います。

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