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自由律俳句 #501

【公園一面がタンポポの綿毛だけ】


久しぶりに通った道。
そういえばここにも公園があった。

公園全体には芝生が茂っていて、
高密度でタンポポの綿毛がある。

ふわふわの白い公園。
今だけのワタポポ公園。

ここを駆け抜けたら、
たくさんの綿毛を飛ばすことができて楽しそう。

でも、このままの状態の方が綺麗だと思って、
それを眺めていたかったから、
公園には入れなかった。

その公園を離れながら、ひとつ空想をする。

もし巨人がいて、
ロウソクの炎を吹き消すように、
この公園をひと吹きしたら、
あの綿毛は全部飛んでいってしまうのかな。

そんなことを思いながら歩いていると、
少し鼻がムズムズしてきたから、
巨人のことは考えないようにした。


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