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「猫背にストレッチしてる人、けっこうヤバいです」


こんにちは。今日もつらつらと書いていこうと思います。

今回のテーマは「猫背」です。
実はこれ、放置するとかなりマズいです。最悪、学習や人との関わり方にまで影響が出る可能性があります。

「運動はちゃんとしてるよ〜」っていう人にも関係する話なので、ぜひ最後まで読んでみてください。




最近、猫背の子がほんまに増えてる

これは脳性麻痺のお子さんに限った話ではありません。
健常なお子さんでも、猫背が目立つ子が増えてきてる印象があります。

たとえば、日本体育大学の調査では、2020年時点で56.6%の養護教諭が“背中が丸まって安定しない子どもが増えている”と回答しています。

さらに注目されているのが「子どもロコモ」の増加。
基本的な動きがうまくできない、バランスが悪い、反射神経が鈍い、体が硬い…。
そういった状態にある子どもが、2019年時点で約40%にのぼっているというデータもあります。




猫背は「見た目」だけじゃない

猫背になると、体の機能にも影響が出ます。


  • バランスを崩しやすくなる

  • 姿勢保持が難しくなる → 授業中の集中力が続かない

  • 手先の動きが不安定になる → 工作や文字書きに影響

  • 自信をなくす・人と関わる機会が減る

脳性麻痺児においても、「抗重力伸展活動(=姿勢をしっかり起こす力)」の獲得はとても重要です。猫背のままでは、そもそもその土台が整いません。




猫背の原因って?

猫背の背景には、いろんな要素があると思っています。


  • 長時間の座位姿勢

  • 体幹の協調性やバランスの問題

  • 運動経験の減少(外遊びが少ない、ゲームやスマホの時間が増えた)

  • 重たいリュック

  • 合ってない机・椅子の高さ

  • 感覚フィードバックの不足

現代の子どもたちって、僕らが子どもの頃よりも勉強時間は増えてるし、遊びの種類も変わってきていますよね。だからこそ、「運動するチャンス」自体が少なくなっているのかもしれません。




ストレッチだけでは改善しません

よく「猫背だからストレッチしよう」って考える方がいるんですが、それはちょっと危険です。

なぜなら、猫背の原因が筋の短縮(硬さ)ではないことが多いから。
感覚の問題や、姿勢を感じ取る力の弱さに由来することもあるんです。

だから、無理やり胸を開くようなストレッチでは根本的な改善にはつながらないことが多いんですよね。




じゃあ、どうすればいいの?

猫背の改善に必要なのは、大きく分けて3つ。


  1. コア(体幹)の安定性を育てること

  2. 感覚情報の統合をはかること

  3. 補助具や環境の整備

具体的には…


  • セラピストによるハンドリング(骨盤誘導など)

  • プランクなどの体幹トレーニング

  • バランスボールに座って姿勢保持+ボールキャッチ

  • 平均台や片足立ちなど、狭い支持面での全身運動

さらに、机や椅子の高さを整えるためにスタイルキッズ座布団を使うのも効果的です。




親御さんとの協力が超重要

正直、リハビリって週1回が限界ですよね。
だからこそ、ご家庭での関わりがめちゃくちゃ大事なんです。


  • 正しいリュックの選び方

  • タブレットの置き方

  • 椅子・机の高さの調整

こういった「生活環境の見直し」は、親御さんの理解と協力がなければ進みません。

親御さんに姿勢や道具の使い方を伝えることって、「教育」でもあると思ってます。
それによって、お子さんが猫背になりかけた時に、早期に気づいてケアできる環境が整うんです。




猫背は“体の見た目”だけの話じゃない

猫背は、単なる見た目の問題ではありません。
学習、集中力、運動機能、社会性――すべてに関わる大事な問題です。

だからこそ、脳性麻痺児でも、健常なお子さんでも、
「いい姿勢をつくる」ことを基本に、リハビリや運動の環境を整えていきたいと思っています。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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それではまた。

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