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【自説】恋人/カネヨリマサル

毎日暑いですね
みなさんは倒れてませんか?気をつけてね

ということで、
【自説】というコーナーをやっていきたいと思います。まあ、ざっくりいうと歌詞研鑽的な。だけど、曲には色んな捉え方があって正解などないので、あえて自説という言葉を借りました。

大学時代、カネヨリマサルのコピーバンドをしていました。大学祭でやったのが「恋人」です。その当時のメンバーの先輩が唯一やりたいと懇願した曲でした。今、久々に聴いてます。


この先、聴きながら読んでくれたら嬉しいです。

みんな雑誌やテレビを見て
同じ服を着ている

恋人/カネヨリマサル

1番ではこのフレーズを4回繰り返します。コピーしていた当時は、「1回でよくね?」と思ってました。でもこの繰り返しこそが、感情を揺さぶる1つだと気づきました。
私は病んでた時、洋服を選ぶのが苦痛でした。色々あったのもあるけど、流行が混雑しててはっきりとしていなかったからだと思う。今もそうなのかな?
この曲が出されたのは今から6年前。6年前というと、だいぶ流行が定まってたように思う。だから、みーんな同じ服を着てたんじゃないかな。流行が混在してる今でも思ったりするけど。

「流行」と「個性」は相反してると思う。流行に乗ってるお洒落は、みんなが可愛いと思う服だけど、みんな同じ =「個性」はない。しかし、「個性」を100%出してお洒落しても、みんながみんな可愛いと思うことはない。難しいよね。「流行」というものが誰かの手によって定められてる中で「個性」出すって、とんだ難問やでェ。

わたしはいつでもYOUNGを気取ってる
友達は結婚をするらしい

わたしはいつでもYOUTHを探してる
友達は結婚をするらしい

恋人/カネヨリマサル

「YOUNG」と「YOUTH」
「若さ」と「若者」
色んな訳し方はあるんだろうけど。
矛盾しているようで同じような意味。ポジティブな言葉なのに、どこか悲しげで、置いていかれたような言葉の並び。

大学生だった時はなんとも思わなかった「友達は結婚をするらしい」に、今は一番動かされる気がする。ああ、もうこんな歳になったんだーって、結構マジで思った。

あなたは優しい光

恋人/カネヨリマサル

このフレーズ、サビで4回繰り返して、サビが終わりなのよ。衝撃だったよ本当。
このフレーズの「あなた」って、誰のことなんだろうね。結婚した友達なのか、はたまた「恋人」なのか、昔愛した人なのか。色んな「光」を感じとることができて、しかも4回あるおかげで、当てはまる全ての人が「光」に思えてくる。

みんな夏が終わると言い
さみしがって笑う

恋人/カネヨリマサル

このフレーズで、泣いてちゃんと歌えなかったことを思い出す。今は夏真っ只中だけど、夏が終わったら寂しくなって笑うんだろうな。

ん?
この「夏」って、単なる「夏」なんだろうか。
夏→暑い→熱い→恋
だったんじゃないだろうか。

わたしは冬が来ないのを知っている
みんなにはちゃんと来ればいいね

わたしはどこか止まっていたいだけ
わたしはどこか止まっていたいだけ

恋人/カネヨリマサル

現実的に、日本にいれば夏が終わることはない。でも、日本にいないなんて描写はない。
止まっていたいということは、状況が変わってほしくない、変わりたくないってことか。夏が終わってほしくないって。
これは「冷めない恋」の比喩かもしれない。

あなたは優しい光
ランプに照らされて
あなたは私を見つめた
わたしは目を見れなかった

恋人/カネヨリマサル

あなたは優しい光って4回繰り返してから、また言い直す1回目。
あなたは私を見つめてくれているのに、私は眩しくて見れなかった。不思議な表現ですな。逆だと思っていたけれど…
自信がなかったのかな。あなたという「恋人」が側にいるのに、眩しくて見つめられなかった。素直に向き合えなかったってことなのかな。

「恋人」というタイトルだから、分かったような気になって聴いていたけれど、色んな解釈ができて深い曲だなと思った。

恋人って、簡単には表現できないからね。
恋愛の曲はどれだけあってもいいと思います。
正解はないから。

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