ヒナはさえずり
腹を満たす金にも乏しいのに、それでしか浮かぶ瀬がないと宝くじを買ったことがあるだろうか。日々書かなければならないと焦る自分をふとかえりみて、そんなヒトのようだと思った。
そんな日には、できたら憲法の話なんかを。ぜひお願い。
日本が世界に誇れるものをみんな探すけれど、これがあるじゃないか。
確かに LOVE SONG だ。久しぶりに穏やかに眠れると思った。
これは自分のための寝物語だが。
今日、カルガモが大きな体に隠した辺りから、小さな声が聴こえたんだ。
卵が見えないから、もしかしたら卵はもう奪われていて、それを認めない親鳥がひたすら心を病ませているのではないかと語る者も現れた矢先に。
雛が生まれたんだ。それと察したカラスもスタンバイしているのだが。

自分も心を病んだカルガモなんじゃないかって、どうしても考えてしまっていたから、コイツがくれた小さな勝利がうれしかったのだ。コイツは思っていたよりずっとタフだった。人間が行き交う植え込みで卵を温めていたのは、コイツの知恵だったんだ。たえずカラスは狙っているけど、それでも産んだ。子どもたちにどんな運命が待ち受けているかは分からないが、それでも小さな命が生き延びる可能性に賭けるのか。
オマエおれと同じだな。

