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映画「ズートピア2」/哲学対話

 Ryuya さんと映画「ズートピア2」を観て来た。ここしばらく「味方から背中を撃たれたような」感じがあって、気分は戦争だった。私ならそんな悩みをもつ人に「その人は味方ではない」と助言する。自分にも同じことを理解させなければならない。そんな時間を過ごしていた私を Ryuya さんが誘い出してくれたのだった。たいへん忙しい方だが、時間が許せばそういうことをしてくれる。

 映画の舞台である「ズートピア」は多種多様な動物が共生している社会だ。つまり共生可能にするためのルールがある。お互い、相手の性質を理解していなければならず、自己表現は不可欠だ。相手のことも、例えば「笑顔を見せてはならない(威嚇と受け取ってしまうから)」というようなポイントを、知識として身に着ける。その不断の努力を相身互いのことと続けなければならない。誰もがそうしなければユートピアは完成しない。

 しかし他者の生息域を狭めようとする者も現れる。それが他種の絶滅につながるようなことと知りつつ、ある者は野心から、ある者たちは恐怖から。今回観た「ズートピア2」はそうした計画を阻止する活劇だった。ウサギとキツネのバディがとてもいい。衝突もすれ違いも、和解も成長もある。それが支え合うことなのだと知る。

 個人的に揺さぶられたシーン。キツネのニックが自分の偏見を打ち明けると、ウサギのジュディが「ええー?」と笑う。これには「つかまれた」。「あなた(ほどの人)が、まさか」という笑いだ。「冗談やめてよ!」という笑いだ。この「笑い」は、今の日本ではまだ出て来ない。見られない。
 日頃「ひとりひとりの偏見なんてどうでもいい。どう行動しているかだ。逆に言えば、偏見がなかろうと差別と闘わないのではゼロだ」と語っている私でさえ、揺さぶられた。街に溢れる成人式帰りの子たちを眺めながら、彼らが「ええー?」と言うところを想像すると、それだけで胸が熱くなった。

 まだ憧れていたい。諦めることは諦めたはずじゃないか。

 映画のあと、Ryuya さんと遅い夕飯。

豚の唐揚げ。大量に見えるのは、衣がすごいからだ。あやうくギブしかけた
和風ポトフ。地獄の釜みてえに煮立っててビビる(こっちは旨かったらしい)

 聞けば Ryuya さんは、バレンタインデーの昼に西東京市で10人集まって「自分らしさって、どこまで本当?」というテーマで哲学対話をやるんだとか。そう、自己表現は不可欠だ。AI が推察した誰かの(実は誰のでもない)理想イメージを生きるのでは、真のコミュニケーションにならない。


哲学対話「自分らしさって、どこまで本当?」2026/02/14(土)

【日時】 2026年2月14日(土)12:00~13:00
【場所】 J:COMコール田無 イベントルームB
【定員】 
10名
【対象】 
哲学対話に興味がある方
     
ジェンダー平等や性の多様性について対話をしてみたい方
【申込】 
申込フォーム (当日参加も可)
【説明】 
“自分らしく”って言うけど、それって自分で決めてる? まわりが作ってる? ちょっと立ち止まって、そんな問いをみんなで話してみませんか。みんなでゆるく語り合う哲学対話。性や生き方のちがいをヒントに、自分を見つめてみましょう。
【費用】 無料

講師は Ryuyaさん。

 おれに隠してこそこそ楽しい企みしやがって。「本当の自分? えーとちょっと待って、AI に訊くから」って言ったら、みんな笑ってくれるかな。

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