見出し画像

Nape Pro レビュー|キーボード好きのための新概念ポインティングデバイス(設定も公開)

お疲れ様です。りょぐ(@ryog_gadgets)です。

最近、同僚数人と会話していて、僕の会社にも意外とキーボードとかガジェット好きな人が多いなと感じました。

GIZMODEとKeychronのコラボキーボードを触りに東京行こうとしてやつがいたり、Lofreeのキーボードを安く買うために韓国に行くやつがいたり。

ただ彼らは部署が異なり、普段出会うことがない人たちなので、これを繋げたら楽しそうだなと、キーボード同好会みたいなものを画策してます。

そんな折、ついに例のアレが着弾しましたよ…同好会を作ったらまずはこの話したい。キーボードではないけど。

以前、発表時に記事を書いた「Nape Pro」です。

今回は、到着したてのNape Proの実機レビューとセットアップをまとめていこうと思います。

結論、これは絶対みんな買うべき!なアイテムではないです。
が、刺さる人には刺さる、1から作るカレーのようなアイテムです。

1.実機レビュー

まずは外箱。僕は他のKeychron製品を買ったことがないので比較のしようがないですが、ホログラムが使われていて高級感ありますね。

今回は、シルバーボールもセットで購入してます。あとで付け替えます。

中身を出してみましょう。結構丁寧に梱包されていて、やはり製品版といったところ。付属品は説明書に加えて、

  • Type-c to Type-c のケーブル

  • USBドングル

  • USB変換アダプタ オス

  • USB変換アダプタ メス

でした。メスの変換アダプタはケーブルを介して繋ぐ前提なんでしょうね。

ケーブルは長さが2m弱あります。長くない…?

やってきました。ベールを脱がせていきましょう。

おぉ…

第一印象は「ユニコーンガンダム」でした。なんかこのシンプルだけど細かくパーツ分かれてる感じとか、彷彿とさせます。

ここでNape Proの製品概要を軽くまとめておきます。

Nape Proは、KeychronとGIZMODE・ジャパンが共同開発した、バー型の小型トラックボールデバイスです。幅34.7mm・全長135.2mmという細長い形状で、キーボードのすぐ横や分割キーボードの内側に置けるのが最大の特徴。「マウスの代替」じゃなくて、「キーボードの延長」として設計されているプロダクトです。

キーの押し心地はかなり静かで、クリック音が響く感じじゃないのが僕好みでいい感じです。Naya CreateもSlim Blade Proもカチカチなるタイプなので、好印象です。

M1,M2のボタンの方が少し音が高いですが、どちらも静か。会社で使ってもフリーアドレスで座った隣の人に煙たがられることもないですね。

筐体自体の厚みは数字以上に結構あるなと感じました。ロープロキーボードとの相性はそんなに良くはなさそうですが、独自機能「オクタシフト」で置く角度も自在なのでどうにかして使えそうではあります。

ちなみにスペックを確認すると、高さはボール込みで36mm。25mm径の小型ボールを採用しているので、一般的な34mm級トラックボールより球は小さめです。精度はPixart PAW3222センサーで1000Hzポーリングと、スペックは本格的。

ボタンもぬるぬるで操作しやすそうです。が、支持球が樹脂タイプなのでそのうち滑りが悪くなっていきそうな気がしてならない…Slim Blade Proがそうだったし…

定期的にちゃんと掃除していきます。

一緒に購入したシルバーボールに変えます。背面の穴から爪楊枝などの細いものでつっつくと外れる仕様になっています。乗ってるだけじゃないのが良いですが、これが本体を厚くしている原因でもあると思う。でも持ち運びする際には絶対にはまっていてほしいのでこれで正解ですね。

シルバーに付け替えてみました。これに加えて、第2弾のクラファンでホワイトボールも買ってあるので後日届きます。白に合わせたかったらそっちを使いますが、Slim Blade Proも白筐体にシルバーボールなので、なんだか兄弟みたいで良いです。

うちのトラボちゃんたち。Slim Blade Proとのサイズ差がえぐい。

総じて、かなり製品として綺麗に仕上がっているなという印象でした。一部を除いては。後述します。

2.セットアップ

実機のビルドクオリティの高さが伺えたところで、早速セットアップ&カスタムしていきます。

Nape ProはKeychron Launcherを使用します。

Keychron Launcherはインストール不要のWebアプリで、設定は本体に保存されます。つまりPCを変えても設定がそのまま引き継がれるのが地味に便利。

僕の会社だと、アプリインストールするのに、とてつもない人を巻き込んで申請承認を得ないといけないので、出先でもサクッと設定をいじれるのは助かります。

端末とNape Proを有線で接続して、Keychron Launcherを開くと、設定画面をみることができます。

ここから、各ボタンに対して動作を割り当てるんですが…多い…多すぎる…

通常マウスの動作から、キー自体も打てるようになっていますし、同時押しやレイヤーに加えて、Nape Proの方向を変えられるオクタシフトやマクロにも対応しているので、やろうと思ったことは大体できそうな気がしてます。

それ以上に、自分に最適な設定にするまでにかなり時間がかかりそうといった感想。これはNomu30使いの腕がなりますわ。

とりあえず、使ってみてちょいちょいと変えていく方式がいいと思うので、一旦仮で作成してみます。

まずはこんな感じで。

基本はGIZMODEの網藤さんが紹介していたマップを参考に、横向きのレイヤー0を組みました。レイヤー1にはほぼ同じキーを縦向きで用意しました。

これプラス、もう一つあとでレイヤーを追加してますが、一旦これで運用してみます。

3.実際に使ってみる

さて、設定も終わったので、使ってみます。

使ってみる前に、僕の持っているキーボードでどれが扱いやすいかを探してみます。

まずは、現在の一軍、Naya Create
元々これにはトラックパッドとトラボがついているので、いらんっちゃあいらんのですが、一応。

Naya CreateとNape Proは筐体の厚みの関係であまり相性がいいとは言えなさそうです。

中央に置いたとしても、付属のトラボより遠くに手を伸ばさなくてはいけないので、それならNaya Createのトラボを使ってしまいそうです。

次はNomu30。異常なまでにコンパクトだが結構高さがあるこのキーボードなら仲良くやってくれるはず…!

と思ったんですが、やはりキーを打つときに手が干渉しますね。他のキーボードならスペースバーがあるところに通常キーがあるので、少し干渉してしまいます。が、使えないわけでもなくて、正しい姿勢と手を少し浮かすことであまり干渉せずに使用できます。

Note執筆用としてこの組み合わせはアリです。

次は、最近使用しなくなったDygma Raise2です。分割キーボードなのでここも中央に縦配置するのがしっくりきますね。Slim Blade Proもこのスタイルでしたし。

テンティングすると距離が離れるので使いにくいですが、フラットで使用するならこれもありです。

というか、元々Raise2とSlim Blade Proで仕事してたので、トラボ操作自体は慣れています。

AIにお片付けしてもらった。

できればHHKBでも確認したかったんですが、少し前に手放してしまって検証ができません。厚みを考えるとHHKBが一番しっくりきそうだったなぁと少し後悔しています。

元々、Nomu30を会社に持っていく際のポインティングデバイスとして使用
する目的で購入したので、これからはNomu30でメインで使っていきます。

そして、このサイズ感だからこそできることを見つけました。
それは、Xを見ること。
ただXを眺めるんではなく、Nape Proをリモコンのように持って操作する方法です。

今まで、PCでXを見るときは机の前にちゃんと座ってスクロールで確認していましたが、Nape Proをリモコンのように持って操作することができることを発見しました。

また、トラックボールがSlim Blade Proのように球を乗っけているだけではなく、ちゃんとはまっているので持って操作が可能になってるんですね。公式でも使い道を紹介していましたが、同じ持ち方でプレゼンポインターのように使うこともできるのは結構いいですね。

これで、机に足を乗っけて(行儀悪いですが)、最大限リラックスした状態で時間を溶かすことができるようになりました。効率化とは程遠い使い道です。でも楽ちん。

というわけで、持つ用のレイヤーを作成しました。

持つとM1M2にアクセスしづらいので、左クリックを01に、右クリックを02に配置しました。

また、04にはCodexアプリの音声入力キーを割り当てて、押してる間だけ音声入力を受け付ける仕様にしています。

また、Mission Control、ウィンドウ一覧、ウィンドウ移動をボールジェスチャーに割り当てて、M2でボールジェスチャモードにします。片手で持つので、同時にボタンが押せないんですが、母指球でM2を押しながらボール操作することでボールジェスチャーを呼び出します。ちょっと使いづらいけど。

4.ここが気になる

まず、ダイヤル部分のチープさというかガザガザ感が否めません。感触がイマイチなだけではなく実際に反応も悪い気がします。ここは直して欲しいところ。

あと、今のところはあまり気になっていませんが、支持球タイプのトラボなので、汚れがつくと動きが悪くなりそうな気がしてます。ベアリングだったらよかったのに…

あとはソフト面ですがまだ少しバグがありそうです。同時押しの設定が気づいたら変わってたりするので、これはアップデートで解決して欲しいところ。

5.まとめ

というわけで、NapeProの実機レビュー・セットアップをやってみました。

以下のような用途では、はちゃめちゃに効果を発揮します。

Nape Proが刺さる人

  • 分割キーボードや一枚板系キーボードをメインで使っている

  • ブログ執筆やコーディングでマクロを使いたい

  • デスクのスペースを削りたい

  • 「普通のトラックボールじゃ物足りない」という変態気質の人

逆に、カスタマイズがめんどくさい、普通のマウスのように使いたいといった用途には、残念ながらハマらないので普通のマウスを使ったほうがいいかなと思いました。

これはトラックボールマウスではなく、Nape Proというポインティングデバイスと認識したほうが良さげです。

とはいえ、僕が革命的な使い方を見つけきれてないだけな気もするので、
「ここにこれを割り当ててこう使ってます!」

「こういう使い方もできるんでは?できるなら検討しようかな」
といったご意見大歓迎ですので、コメントいただければです。

近いうち、NapePro関連のアクセサリーを3Dプリンターで作成する記事も書こうと思いますので、お手軽にフォローしていただけると嬉しいです。

もう少し詳しいスペックや他製品との比較は、ブログ(ryogdesk.com)にもまとめる予定なので、そちらもぜひ。

#トラックボール #キーボード #ガジェット #デスク環境 #NapePro #Keychron #GIZMODE #買ってよかったもの #ガジェットレビュー

※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集