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10ヶ月待った“じゃじゃ午”は本当にゴミなのか?Naya Create 正直レビュー

お疲れ様です。りょぐ(@ryog_gadets)です。

年始早々来ましたよ…あのパンドラが。

2025年の4月に注文したNaya Create。最初見た当初は本当に素晴らしいキーボードかもしれないと思い、超が付くほど高級ではありましたが、今のキーボードの不満を解消できる可能性を秘めていたので、ついついポチっちゃいました。

さて、10ヶ月の時を経て到着したこのじゃじゃ馬(午年だからね)を見ていきます。恐怖。


1.これまでのNaya Create

一部の早期購入者(クラウドファンディングで応援購入可能でした)には割と最近に到着していたので、僕は指を咥えてそのレビューを見ているしかありませんでした。特に最初の方は海外でもレビューされてる方が少なかったので、情報があまりにも足りませんでした。

しかも、値段が値段なのでワクワクと恐怖の割合は3:7の割合。さらに日本でもレビューが増えだすと、

「これはまともに使えた代物ではない」
「ゴミ」
「これ売ってCornix買った方がいい」

こんな意見が散見されるようになり、恐怖9割の日々を過ごしていました。

Discodeでも公式から製造状況の配信がされていたりしていましたが、なかなか更新されなかったので、そこもなかなかの恐怖。

途中で色々仕様が変わったり、配送時期が延びたりと、マジで怖かったです。届いた時に全く違うものが届く可能性も0ではなかったので。

2.早く実機見せろや、という方はここから

早速、実機を見ていきましょう。

トラベルケースに入った状態で届きました。流石に十数万出してるんで、トラベルケースは悪くないですね。ただでかいので持ち運ぶ時は別の方法を選ばないと毎日出張バッグになりそうです。

開けてみると、早速本体が出てきました。

平置きしたらかなり薄い。

いいですねぇ、やはり見た目はめちゃくちゃかっこいい。アルミ筐体でそこまで重くなく、さらに薄い。いわゆるビルドクオリティが高いってやつです。

テンティングしたらこんな感じ。MAX角度は27度くらい

特徴の一つである、無段階調整テンティングも、ヒンジが結構硬く、問題なく使えそうです。

本体の薄さを追求すると、打ちにくさが出てきそうですが、そのデメリットをテンティングで補っている感じです。

そして、最大の特徴であるモジュール式ポインティングデバイス。今回僕はトラックボールとトラックパッドを購入しました(3DCAD用のモジュールも注文してますが、まだ開発途中)。

このモジュールのコンセプトは結構好きで、Qi充電に対応してるので充電用の穴がなくてスッキリしています。ただ、物理的に中をいじれるポートもないということなので、何かあったら修理やリカバリーが大変だよと。

これまで収集した情報によると、無線接続用のバッテリーはこのモジュールに入っているらしく、モジュールをつけないと有線でしか使えないみたいです。さらに、モジュールが付いてないと動作の面でも不具合が多いとかなんとか。

裏面には滑り止めと、磁石が埋め込まれているので、底面をくっつけて収納・持ち運びができます。磁力は割と弱め。

収納時はかなり小さくなるが、キーは多いという嬉しいコンセプト

キー配列はオーソリニアと呼ばれる格子状の配列です。僕オーソリニア配列使うの初めてなので、このNaya Createがどうこう言う前にオーソリニアに慣れないといけない…

京都の通りみたいな。迷宮の十字路や。

また、スイッチはホットスワップ対応ではありますが、対応しているスイッチが特殊でNayaの公式ストアで販売されているものでないと使えないみたいです。

デフォルトは赤軸ですが、茶軸も買いました。茶軸大好き。

3.使ってみよう

一通り舐めまわしたので、実際に使っていきましょう。

公式からソフトウェアが出ているので、まずはインストール。

開くと、おしゃれなUIのソフトウェアでした。
ただし、先行した猛者たちはこのソフトウェアの使い心地があんま良くないとのこと。キー割り当ての時、このアイコンが何を指しているかがわからなかったり。

確かに。

ソフト面の問題はいいんすよ、後でどうとでもなりそうだから。問題はハードですわ。

キーの押し心地は少し硬いけど、まあ全然許容範囲ですね。キースイッチは一応ロープロですが専用品なので自由に交換できないのが難点ですが、音が気になるかもなあ。

文字も普通に打てます。当たり前ですが、正直届くまでこれすら不安だったので安心しました。

モジュール
。一応、公式サイトにはソフトでボタン割り当てやジェスチャー割り当てが可能、とされていましたが、現状はあまり割り当てることはできません。

トラックボールの精度も…これどうなんだろう。KensingtonのSlim Blade Proを普段使用している僕からすると、やはりかなりぎこちなさを感じますね。ボタンも結構安っぽい押し心地ではあります。

ただ、操作方法やスクロールの方法はSlim Blade Proと同じなのでここはしっくりきてます。特にスクロールに関してはこのボールを回す動作が根付いているので、逆に何かボタンを押しながらの操作だと違和感を感じそうだったので助かります。このモジュールはさしずめ劣化版Slim Blade Proといったところです。

トラックパッドに関しては一旦大丈夫そう。でもテンティングしてモジュールを使うと親指が気持ち疲れる気がするのでどう使うかはその日の親指次第ですね。

複数指でのジェスチャーも今の所はできそう。トラックボールメイン、サブをパッドにしてるのであまり触ってないですが。

オーソリニア配列も、頑張りゃ慣れそうな雰囲気。今のメインキーボードDygma Raise2も分割キーボードですが普通のキーボードと同様の配列なので打ちやすさは遥かにRaise2の方が良い。

多分僕の変な打ち方のせいかも知れないんですが、 MやNを打つ時に、親指で押してしまう癖があるんですよね。そのせいで下のスペースバーに当たってしまってうまく押せない事象が度々起きます。打ち方矯正スタートですわ。

あとはEnterとBackspaceの位置がとんでもない場所にあるもんで、毎回確認しながら打ってます。本番作業してる気分。

また、レイヤーキーなども、なるべくRaise2のキー位置に倣ってマッピングしたので、あまりキーの位置からくる違和感はありませんでした。

でもこれ僕が普段から分割キーボード使ってるからできるけど、分割キーボード初心者が初めてこれ使うの結構至難の業じゃないか…

あ、接続方法はType-c有線に加えて、bluetooth、ドングルでの接続になります。分割キーボードは正直無線で使ってなんぼですからね。

モジュールの動きについてですが、いくつかわかったことがあるので参考にしていただければ。

  • Trackの挙動がおかしい

これは他の人のレビューにもありましたが、トラックボールの挙動がおかしい気がします。まず、4つあるボタンの設定項目があべこべです。
図にあるボタン1に左クリックを割り当てて、ボタン4にSpotlight検索を割り当てると、その設定が反転します。まあこれは反転させて割り当ててればOK。

  • ボタンの当たり判定が小さい

同じくトラックボールのボタンですが、押した時はポチッとなりますが、この特殊な形状のボタンが故に中にスタビライザーを仕込めておらず、押した所によっては反応しないという事象が起きるようです。ここは正直言ってカスです。擁護のしようもありません。

雑な絵で申し訳ない。

おそらく、テンティングした時でもボタンを押しやすいようにこの設計にしたんだと考察しますが、角押さないと反応しない割にボタンがでかいのよ…せめてもっと小さくすればいいのに。と思ったりなどしました。

  • LEDこれ何の意味があるの?

これは別に使えないとかではないんですが、各モジュールにはLEDランプがついています。が、今の所意味を見出せません。何か入力すると点滅したりするので、左右の疎通確認用なのか、にしては左右で色が違ったり、待機中でも点滅したり、意味不明です。

また、Naya Createはこのモジュールに無線接続用のバッテリーが入っているのでバッテリー管理は結構大事になってくるんですが、そういうわけでもないようです。

謎すぎる。

4.総評

十数万するキーボード。さらに酷評がかなり多い現在ではあまりおすすめできるものではないかも(個体差があったりするらしい)。

ので、あなたがデカプリオでない限りは普通に他の分割キーボードを探した方が賢明かもしれません。

僕ですか?僕はデカプリ男なんで買いましたよ。

僕が普段使ってるRaise2や、最近話題のCornix、その他にも既製品、自作限らず分割キーボードは結構出てるので選択肢も豊富かと思います。

精度があまり良くないと感じたトラックボールモジュールに関しては、Nape Proの到着待ちですね。あれがあればもうやりたい放題だと思うので。

とはいえ、高級な値段に相応しいビルドクオリティが、所有欲は満たしてくれるので、今はファームウェアやソフトの更新を期待してオーソリニアの訓練をしておこうと思います。

一旦、今の気分は最高です。
詳しくはブログ側で、向いている人・向いていない人、仕事用として買うべきかまで整理しました。購入前の判断材料を増やしたい方はこちら。
https://ryogdesk.com/naya-create-review/

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