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食品は、つながりの中を流れていく

ジャパンハーベストの活動は、食品を集めて、必要としている人に届ける活動です。

そう言ってしまえば、とてもシンプルです。

でも現場にいると、食品はただ移動しているわけではないと感じます。

食品を寄付してくださる企業があります。
それを預かる私たちがいます。
そして、その食品を地域の中で本当に必要としている人へ届けてくださる支援団体があります。

私たちは、企業から食品を受け取ります。
けれど、それは単に「余ったもの」を受け取っているのではありません。

そこには、
「捨てるのではなく、誰かの役に立てたい」
という判断があります。

その判断を、私たちは預かっています。

そして支援団体へ食品を渡すとき、私たちはその判断を次の現場へ託しています。

支援団体の方々は、地域の中で、誰がどのような支援を必要としているのかを知っています。
私たちだけでは届かない場所に、食品を届けてくださる存在です。

だから、食品支援は一つの団体だけで完結しません。

企業がいて、私たちがいて、支援団体がいて、その先に食卓があります。

大切なのは、このつながりがただの流れ作業ではないということです。

食品を出す側にも理由がある。
受け取る側にも責任がある。
届ける側にも現場の判断がある。

それぞれが同じ方向を向いているとき、食品は自然に流れていきます。

逆に、どこかに無理があったり、思いがずれていたりすると、活動は長く続きません。

つながりとは、名刺交換の数ではないと思います。
どれだけ多くの団体を知っているかでもありません。

「この人たちになら託せる」
「この団体となら一緒に届けられる」

そう思える関係があるかどうか。

そこに、活動の土台があります。

ジャパンハーベストは、食品を運んでいます。
でも本当は、企業の判断と、支援団体の現場と、誰かの食卓をつないでいます。

食品は目に見えます。
でも、その食品が届くまでの間には、目に見えない関係があります。

今日も、その関係の中を食品が流れていきます。

そしてその先に、誰かの一食があります。

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