クリエイター図鑑の話
空手家パパさんからコメントをいただいた。
「カード化企画なるものが始まってまして、良かったらカードになりませんか?」
……
カードになる?
一瞬、自分がコンビニで使うポイントカードにでもなるのかと思った。
詳しく聞くと、営業パパさんが企画されている「クリエイター図鑑」のことだった。
最近、noteでよく見かける、あのカッコいいカードである。
「へぇー、面白そう!」
と思った。
……
思ったのだが。
私には一つだけ大きな問題があった
記事を読んでいて、ある項目で手が止まる。
レア度
★1〜4 伸びしろあり
★5〜10 かなりレア
★11〜12 幻級
……
ちょっと待ってくれ。
12?
ん?12?
私の心の中では、
「俺は100くらいあるんでしょ?」
と思っていた。
いや、100でも物足りない。
できれば
∞(無限)
くらい欲しい。
「幻級」ではない。
神級。
いや…
宇宙創造級。
そんな称号が欲しい。
人間というものは欲深い生き物である。

子どもみたいな大人
私はこういう、どうでもいいところに妙なこだわりがある。
神社でおみくじを引いて大吉が出たら、
「へぇ。」
みたいな顔をしている。
しかし心の中では、
「よっしゃーーーーーー!!!」
と飛び跳ねている。
通知表で5を取った子どもくらい喜んでいる。
宝くじで300円当たっても、
「まあ、そんなもんやろ。」
と言いながら、
「実質プラスやん!」
と思っているタイプだ。
なので、このレア度も本気で気になった。
もし★1とかだったら…
ちょっとだけ落ち込む。
いや、
結構落ち込む。
悪魔の誘惑
ふと頭をよぎる。
「営業パパさんにDMして…」
「ちょっとだけ数字を…」
「13くらいに…」
いやいや。
13でも足りない。
100。
できれば999。
いや、
∞。
完全に不正である。
まだ作ってもいないのに、裏工作を考え始める。
我ながら最低だ。

そして運命の瞬間
意を決して作成した。
画面を見つめる。
ドキドキ。
ドキドキ。
……
おぉ。
カッコいい。
普通にカッコいい。
「誰やこのイケメン。」
一瞬そう思った。
私だった。
イラストの方が3割くらい男前だった気もする。
AIって優しい。
気になる星は…
そして、恐る恐るレア度を見る。
……

まあ。
うん。
そうだよね。
現実って、こういうものだ。
∞じゃなかった。
100でもなかった。
999でもなかった。
でもね。
カードを見ていたら、
そんなことはどうでもよくなった。
いや、正直ちょっとだけ気にしている。
ほんの少しだけ。
たぶん。
あの頃の記憶
カードを見ていたら、小学生の頃を思い出した。
野球チップス。
Jリーグチップス。
カードダス。
ビックリマン。
ガムラツイスト。
ドキドキ学園。
ハリマ王の伝説。
懐かしい。
お菓子を買う理由は、お菓子ではない。
カードである。
中身を開ける瞬間。
「頼む!」
「キラ来い!」
「スーパーゼウス!」
「ヘッド来い!」
あの数秒間だけは、日本中の子どもが祈っていたと思う。
キラが出た時なんて、
「うぉーーーー!」
と叫びそうになる。
逆に同じカードだった時の絶望感。
「またお前か…」
何枚も同じカードが家にある。
兄弟がいたら交換。
友達がいたら交換。
あの頃のカードは、ただの紙じゃなかった。
夢だった。
ワクワクだった。
宝物だった。

大人になっても変わらない
今回の企画に参加して思った。
大人になっても、
ワクワクするものって嬉しい。
子どもの頃みたいに、
結果がわかるまでドキドキする。
完成したカードを見てニヤニヤする。
「おぉー!」
と一人で盛り上がる。
そんな時間って、いいなぁと思った。
仕事でもない。
お金になる訳でもない。
でも、
心が少しだけ少年に戻った。
最近は「効率」や「生産性」なんて言葉ばかり追いかけがちだけど、
こういう
ただ楽しい。
それだけの時間って、すごく大事なんだなと思う。

最後に
営業パパさん。
空手家パパさん。
素敵な企画をありがとうございました。
おかげで久しぶりに子どもの頃のワクワクを思い出しました。
そして最後に言われた。
「次の人を指名してください。」
……
誰にしよう。
こういう時、小学生の頃は決まってこれだった。
天の神様の言うとおり。
結局、大人になっても決め方は変わらないらしい。
今日はそんな話。

今日も皆さんが笑顔で過ごせますように♪
いってらっしゃい♪

