NIKEペガサス42の話(レビュー編)
たまにはランニングの話を書こうと思う。
いや、正確には、
ランニングシューズの話を書こうと思う。
普段は人生だの、習慣だの、妻だの、チョコミントだの、よく分からない話ばかり書いている。
たまにはランナーらしいことを書いてみよう。
ということで今回は、
NIKE ペガサス42。
約100kmほど走ったので、私なりの使用感を書いてみたい。
ただし、最初に大切なことを言っておく。
私はトップランナーではない。
いや、トップどころか、
「そもそも俺、ランナーって名乗っていいんか?」
と、たまに自分でも思っている。

そんな素人市民ランナーが、
「このシューズはですね……」
などと偉そうに語る記事である。
専門家のレビューではない。
あくまで、
「ランマッスルというおじさんが約100km走ったら、こう感じた」
くらいの軽い気持ちで読んでいただきたい。
ペガサス41と比べてみた
今回の比較対象は、前作のペガサス41。
私は41も履いていたので、どうしても比較してしまう。
そして100kmほど使用して感じたのが、
「あれ?42、ちょっと違うぞ」
ということ。
特に前足部の感覚が違う。
ペガサス41は、私の感覚では前足部が比較的薄く感じる。
それに対して42は、前足部に少し厚みがあるように感じる。
「じゃあ42のほうがフカフカで楽なんでしょ?」
と思うかもしれない。
ところが、そう単純でもない。
むしろ42は、
ちゃんとシューズに仕事をさせたほうが気持ちいい。
そんな感じがする。

42は「乗り込む」と気持ちいい
42を履いて走っていると、
「もう少し前に乗ってくれ」
と言われているような感覚がある。
もちろんシューズが喋っているわけではない。
もし喋っていたら、それはそれで怖い。
でも、少し前傾を強めて、前足部方向へ乗り込むように走ると、シューズからの反発を感じやすい。
逆に、41のような感覚で中足部に普通に着地して走っていると、
「あれ?思ったほど気持ちよくないな」
となることがある。
この違いは結構大きい。
私の中では、
41=普通に走っても気持ちいい
42=ちょっと走り方を合わせると気持ちいい
という感じだ。
そして、なぜかズームフライっぽい
もう一つ感じたのが、
ペガサス42、ちょっとズームフライっぽくない?
ということ。
もちろん、ズームフライのようなプレート入りシューズそのものではない。
反発も当然違う。
なのに、走っている時の「前へ進ませる感じ」が少し似ている。
私の感覚では、
「はい、ここに足を置いてください」
というより、
「こっちに体重を乗せてください」
という感じ。
だから、ペガサス42は単なるデイリーシューズというより、
走り方を少しだけ前へ進めてくれるシューズ
になったように感じる。

ペガサス42は「誰でも履けるシューズ」から少し変わった?
ここが今回、一番感じたところ。
ペガサスシリーズといえば、私の中では、
誰でも普通に走れる王道ランニングシューズ
というイメージだった。
41までは、ヒールストライクでもミッドフットでも、比較的クセなく走れた印象がある。
ところが42は、41と比べると少しだけ、
フォア寄りのミッドフット
に合うような感覚がある。
もちろん、
「フォアフットじゃないとダメ!」
という話ではない。
私自身、そんな華麗な走り方をしているわけではない。
私がフォアフットを語り出したら、
「お前はまず普通に走れ」
と言われる可能性がある。
ただ、少し前傾して、前へ乗り込むように走った時の42は気持ちいい。
だから私は、
「これってもしかして、ズームフライへの橋渡しなんじゃないか?」
と思った。
私の勝手なNIKEシューズ構想
完全に私の勝手なイメージだが、こんな感じ。
レース本番
ヴェイパーフライ
↓
スピード練習
ズームフライ
↓
日々のジョグ・トレーニング
ペガサス42
こんな流れ。
もちろん、人によって違う。
ただ、42を履いていると、
「普段から少しだけスピードを意識して走る」
という使い方には向いているように感じる。
ペガサス42で走り方を少しずつ覚えて、ズームフライへ。
そして、その先にヴェイパーフライ。
そんな流れも面白いんじゃないかなと思う。
じゃあ結局、41と42どっちが好きなの?
ここが非常に難しい。
正直に言う。
私は41のほうが好きかもしれない。
出た。
まさかの旧モデル推し。
新しいものを買ったのに、
「前のほうが好きです」
という、家電を買った後に旧型を褒めるおじさん状態である。
41は、とにかく気楽だった。
今日はゆっくり走ろう。
今日は疲れているから軽く走ろう。
そんな日でも、
「まあまあ、乗っていきなよ」
という感じで受け入れてくれる。
一方で42は、
「今日はどうする?」
「ちゃんと走る?」
「ちょっとペース上げる?」
と聞いてくる感じがある。
いや、靴に面談されている。

42は少し疲れる
これも100kmほど走って感じた本音。
42は41より、
少しペースを上げたほうが気持ちいい。
逆に言えば、ゆっくりジョグをしている時には、私の場合、
「なんか本来の性能を使えてないな」
と感じることがある。
だから少しペースを上げる。
すると、
「あ、これこれ」
という感覚が出てくる。
ただし、
当然疲れる。
ここ重要。
ペースを上げれば疲れる。
当たり前である。
シューズを42にしたから突然、
「ランマッスル、覚醒!」
とはならない。
残念ながら人間の性能はシューズだけでは変わらない。
私の場合、
ペガサス42
↓
ちょっとペース上げる
↓
気持ちいい
↓
調子に乗る
↓
疲れる
↓
「なんでこんなに疲れたんだ?」
という流れになる。
完全に自分の問題である。
サブ4.5〜サブ5を目指すなら?
ここはあくまで私個人の感覚だが、
サブ4.5やサブ5あたりを目標にしている方なら、ペガサス42よりもボメロ18のほうが合う人もいるんじゃないかなと思う。
特に、
「とにかく楽に走りたい」
「ゆっくり長く走りたい」
という目的なら、42の性格とは少し違う気がする。
逆に、
「もう少しスピードを出せるようになりたい」
「レース用シューズにつながる走りを練習したい」
という人なら、42は面白い存在になるのかもしれない。
でも、私は42を買って後悔していない
ここまで書くと、
「じゃあ41でいいじゃん」
となりそうだが、
私は42を買って後悔していない。
むしろ、
レベルアップするなら42だな
と思っている。
41は今の自分をそのまま受け入れてくれる。
42は、
「もうちょっとだけ頑張ってみたら?」
と言ってくる。
この違いなのかもしれない。
楽なのは41。
成長を促してくれる感じがするのは42。
もちろん、シューズが私を成長させてくれるわけではない。
最後に走るのは自分。
靴が勝手に足を動かしてくれるなら、私は今頃オリンピックを目指している。
朝3時30分に起きて、
「今日はシューズに走ってもらいます」
と言って玄関に置いておけばいい。
そんな夢のような機能はない。
結局、ランマッスルの結論
約100km走った私の感想をまとめると、
ペガサス41
「誰でも気軽に走れる、クセの少ない相棒」
ペガサス42
「ちょっと前へ行こうぜ、と背中を押してくる相棒」
そんな印象。
41が好き。
でも42も好き。
そして、今の自分に必要なのは42なのかもしれない。
そんな感じである。
ただし、何度でも言う。
これは私レベルの素人市民ランナーの感想です。
専門家のレビューではありません。
「ペガサス42はこういうシューズなんだ!」
と断定する記事ではなく、
「45歳のおっさんが約100km走ったら、こう感じたらしい」
くらいで読んでいただければ幸いです。
そして、もし私の感想と全然違ったとしても、
「ランマッスル、分かってねーな」
くらいでお願いします。
私は泣きません。
たぶん。
いや、
ちょっと泣くかもしれません。
今日はそんな話。

今日も皆さんが笑顔で幸せに過ごせますように♪
いってらっしゃい♪

by Amazon。Amazonアソシエイトを含みます。
