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センスは才能じゃなくて、編集で育つ


私はEtsyで、小さなアートショップを運営している。

ショップを作っていると、ある日ふと気づく。

商品はある。
写真もある。
文章もある。

でも、どこか“お店”になりきっていない。

たぶんそれは、顔がないからだ。

ロゴ。
アイコン。
サンクスカード。

その小さな要素が揃うと、急に空気が変わる。

「売り場」から「お店」になる。


今回やったのは、デザインというより“編集”

今回は、ショップのアイコンとサンクスカードを見直した。

私は、最初からセンスに自信があるタイプではない。
(正直、迷うし、手も止まる。)

でも今回わかったのは、センスって
「ひらめき」より「編集」に宿るってことだった。

  • 余白はどれくらい取る?

  • 線の太さは?

  • 文字のサイズは?

  • 要素を増やす?減らす?

  • “かわいい”で止める?“品”まで持っていく?

こういう、最後の最後の判断が
世界観を決める。


相談相手がいると、判断が育つ

今回おもしろかったのは、
ChatGPTとGeminiを行ったり来たりしながら進めたこと。

Geminiは、商品説明やラインナップの雰囲気を知っているから、
「この店なら、どんなトーンが合う?」の相談がしやすかった。

そこで出てきたのが、“モネらしさ”という方向性。

「モネなら、橋と睡蓮だよね」
「橋って、架け橋っぽくていい」
「しかも一目でモネが立ち上がる」

このアイデアが決まった瞬間、
全体が一気に進んだ。


そして最後は、線と余白の世界

そこからは、ひたすら微調整。

文字の位置。大きさ。間隔。
“足す”より“削る”。
“説明”より“気配”。

この作業は、まさに編集だった。

しかも面白いのは、
AIが正解を出してくれるというより、

判断材料が増えることで、
最終的に“自分の審美眼”が育っていく感じがしたこと。

「こっちの方が上品」
「この余白だと呼吸ができる」
「この線の太さだとラグジュアリーが出る」

そういう感覚が、回を重ねるごとに分かってくる。


センスに自信がない人ほど、いまは作れる

結局、できあがったのは
ショップの顔になるアイコンと、サンクスカード。

小さいけど、効く。
地味だけど、決まる。

そして私は、たぶんこれが嬉しかった。

“作れた”ことより、
“選べるようになった”こと。

センスは、才能じゃなくて編集で育つ。
それを体で理解した日だった。


もし今、何かを作っていて迷っている人がいたら。

「センスがないから無理」じゃなくて、たぶん逆で、
迷う人ほど、編集で強くなる。

そんな気がしています。


「迷った回数だけ、センスは育つ。」

👗EtsyShop https://www.etsy.com/jp/shop/ArtTandThings


Art of Being | 堀口ひとみ
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