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Etsyスターセラーになるまでのこと

Etsyを最初に開いたのは、2024年夏でした。

ただ、そのあと約1年くらいは、
ほとんど何もしていませんでした。

Printifyで商品を作って、
デザインして、
Etsyに送る。

それだけ。

あとは放置。

「これでどうなるんだろう」
と思いながら、
一応、実験のつもりで続けていましたが、

結果は、

まったく微動だりしない。

そんな時間でした。


転機になったのは、
少し意外なところからでした。

ブログで、

「PrintifyとEtsy、そしてPayoneerをどう繋ぐか」

という記事を書いていたのですが、

それを読んだ方から連絡をいただいて、
メールで何度かやり取りをすることになりました。

その方は、
最終的にEtsyショップをオープンすることができた。

そこで、ふと思ったんです。

人のことは手伝っているのに、
自分のショップ、全然やってないな。

と。

ちょっとしたセルフツッコミでした。


もうひとつのきっかけは、
もっと日常的な場面でした。

自分で作ったTシャツを着ていたときに、

「かわいいですね」

と声をかけられた。

その場で
「デザイナーなんです」と言って、
日本のショップを伝えたら、

なんと、1時間後に注文が入った。

全く知らない人。

エレベーターですれ違っただけの人。

それでも、買ってくれた。
「ご縁に感謝」とコメント付きで!

ああ、これはやろう。

と、自然に思った。


そこから、2025年10月。

ちゃんと始めました。

ちょうどその頃、
AIの進化も重なっていました。

自分が作りたかったモックアップが、
次々と作れるようになり、

動画生成も、
Grokなどで気軽にできるようになっていた。

動く世界観が、
一気に現実に出てきた感じでした。


やっていたことは、シンプルです。

世界観を作る。

それだけ。

商品を少しずつ増やしながら、
トーンを揃えて、
空気を整えていく。


最初の購入は、
クライアントさんでした。

そこから少しずつ動き出して、

2026年2月。

初めて、
アメリカから注文が入りました。

続けて、
スイスの方が2点購入。

またアメリカ。

少しずつ、
海外からの注文が増えていきました。


3月になると、
月に6件ほどの注文。

そして、
変化がもうひとつありました。

問い合わせが来るようになった。

「このバッグにジップはありますか?」
「サイズはどれくらいですか?」

そういう、
購入前の確認。

そのたびに、
AIで英語にして、
すぐ返信する。

それを淡々と続けていました。


3月31日。

Etsyからメールが来ました。

「もう少しでスターセラーです」

スターセラー?

と思って調べてみると、

・返信率
・発送
・評価

そういった、
ショップの信頼性に関する指標を満たした人に与えられるものらしい。


ほとんどクリアしているのに、
ひとつだけ足りなかった。

メッセージ返信率。

でも、
全部返しているはず。

と思って見直したら、

ひとつだけ、
スパムっぽいメッセージが残っていた。

それだった。

それを処理した瞬間に、

「あ、これで条件クリアだな」

と、静かにわかった。


日本はすでに4月1日。

でもアメリカはまだ3月31日の夕方。

ギリギリ間に合った。


その日の夜。

ショップのアイコンに、

紫の星のバッジがついた。

スターセラーになっていた。

面白いなと思ったのは、

「どうやってなるか」

を知らないまま、

結果的に、
その状態になっていたことでした。


やっていたことは、

・問い合わせにすぐ返す
・丁寧に対応する
・発送をきちんとする

それだけ。


これ、日本だと
割と普通のことだと思うんです。

でも、
海外では必ずしもそうではない。

だからこそ、

「ちゃんとしていること」を
ちゃんと評価する仕組みがある。

それがスターセラーなのかな、と。


特別なことは、
何もしていません。

ただ、
世界観を作って、

来たものに、
ちゃんと応答していた。

それだけでした。

在り方が評価されていたのです。

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