はじめてのまっくら



はじめてのまっくらは不思議だった

ゆらゆらで
ちゃぷちゃぷしてて
ときどき、ごろごろごろ、どくどくどくって音がした

まっくらだけど、ひかりのすじがやさしく背中をゆうらゆうら、なでてくれた

まっくらのなかにひとりだったけど、ひとりぼっちじゃなかった


今、まっくらが怖くないのは、『はじめてのまっくら』がとってもあったかかったから

まっくらからみんな生まれた


生まれたあとは、






ぎゅう、してもらえた

だから、またまっくらに出会っても、
だいじょぶ

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