たましいのひだりがわ

たましいのひだりがわには、
たましいの『片割れ』
が存在している。
どんなときも、自分のたましいの側にいて、
辛いときも
悲しいときも
嬉しいときも
楽しいときも
ずーっと側で、一緒に同じ感情を感じてくれている。
もしも、自分が一時的に
苦しくて、嫌で嫌で
その感情を見たくないときは、
たましいのひだりがわが、
そのときの感情を大事に支えて、宝物のように
隠し持っていてくれる。
感情は、
どんな感情でも、
人間には宝物なんだよ。
『もう準備ができたよ』と
合図を出すと、
たましいのひだりがわは、
『待っていたよ!』
と大事に大事にしまっていた宝物の感情を取り出して見せてくれる。
隠していた感情は、
にがくて、苦しくて、痛くて、熱くて冷たくて、
からだもこころもびっくりする。
『どうしてこんなもの見せるの?!』って思うかもしれない。
だけど、だいじょぶ。
たましいにはひだりがわの『片割れ』がいるから、
感情を味わうときは、
実はひとりぼっちじゃない。
一緒に苦しんで、
一緒に悲しんで、
一緒に嬉しくなって、
一緒に楽しくなって、
まるで戦友のように、ずっと側に居てくれる。
だから感情に潰されてしまうことはぜったいにないんだよ。
ひだりがわとみぎがわで受け止めた感情は、
ウロコのような錆がぱらぱら落ち、
まるで宝石のように光り輝く。
かたちも色も、誰とも一緒じゃない。
自分だけの宝物。
なんて素敵な宝物を持っていたんだろう。
素敵な宝物をみんな持って、
みんなでゆらゆら集まって、
深海宇宙を漂うクラゲさんになったなら、
あなたは素敵なたましいのかたちになる。
宝物を大事に大事に。
怖くても、
たましいのひだりがわに
『片割れ』が優しく見守っているからね。
