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障害児育児がうまくいくコツその1「母親の”イライラ・怒り・不安”を栄養で整える」

「子どもの発達障害を、栄養療法で少しでも改善したい」 娘がまだ幼児だった頃、私はその一心で必死でした。

けれど、現実は思うようにいかないことの連続。成果が出ない焦りから、気づけば毎日イライラが止まらず、娘に対して怒りを爆発させては落ち込む日々。

成果どころか、「なんでそんな行動をするの??」という理解不能な行動(例えば洗面所で水遊びで洪水に。例えば本棚の本を全部薙ぎ倒す、など)に毎日ぶち当たり、その後始末に追われる。
イライラと怒りのループから抜け出せなくなっていました。

それはもう、感情の「爆発」なんです。 「どうして私は、母親なのにこんなに感情が抑えられないんだろう」と、自分を責め続けていました。

そんな私を救ってくれたのは、分子栄養学で学んだ「自律神経と栄養、そして血糖値」の関係でした。


怒りの正体は、性格ではなく「低血糖」と「栄養不足」だった

分子栄養学を学ぶ講義の中で、私は衝撃的な事実に気づかされました。

  • 鉄欠乏は、メンタルの不調や「キレやすさ」を招くこと

  • 女性ホルモンの影響で、感情のコントロールが難しくなる時期があること

  • その女性ホルモンや怒りのホルモンには、亜鉛と銅、マグネシウムなどのミネラルが関係していること

そして何より大きかったのが、「血糖値の乱高下」が自律神経を直撃するという視点です。

実は、急激に血糖値が下がる「血糖値スパイク」が起きると、体は無理やり血糖値を上げようとしてアドレナリンなどの「攻撃ホルモン」を分泌します。これが、自分ではコントロールできないイライラや、湧き上がるような怒りの引き金になっていたのです。

「私の性格が悪いわけじゃない。ただ、栄養不足なだけ。そして血糖値に振り回されていただけだったんだ」

そう知った時、心から救われた思いでした。

「神経」の状態が「感情」を決めている

分子栄養学、そして発達について学ぶ中で、ある重要な真理にたどり着きました。 それは、「神経の状態が感情の状態を決めていく(その逆も然り)」ということです。

脳や脊椎という中枢から、体の隅々にまで張り巡らされている「神経」。 その神経の状態には、大きく分けて2つのモードがあります。

  1. 「命の危機!逃げるか戦うか」モード(交感神経優位)

  2. 「安心できる状態!リラックスしていいよ」モード(副交感神経優位)

1の状態にある時、心は自然と「怒り・イライラ・不安・焦り」を引き寄せます。
この神経の状態は、根性論ではなく「栄養」で意図的に整えてあげることができるのです。いえ、むしろ栄養で整えることこそが根本解決になります。

甘いものの後の「凄まじい怒り」という苦い記憶

食事と血糖値をコントロールする前、私は特に甘いものを大量に食べた後のイライラが凄まじいものでした。

忘れられないのは、ある幼児の頃のひな祭りの日のこと。 義実家でご馳走になり、散々甘いものを食べて娘と二人で帰る車中。娘が何かを要求し、それに応えられなかった時でした。
泣き叫ぶ娘の声を聞いた瞬間、自分でも抑えきれないほどのイライラが爆発。車の運転どころではなくなり、「もういい加減にして!!!」と叫び、車を止めてそのまま外へ飛び出してしまおうかと思ったほどでした。

あの時、娘も私も、お互いに血糖値と自律神経の乱れから「怒りが止まらない状態」になっていたのです。今振り返れば、あれも栄養の知識があれば防げたことでした。

「お母さんの器」は栄養で作られる

その後、私は自分自身の栄養療法を最優先にしました。 鉄分を補い、ミネラルを足し、血糖値を安定させる食事を実践することで、私の自律神経は少しずつ安定していきました。

もちろん、障害児育児はハードですから、イライラがゼロになるわけではありません。 ですが、感情の波に飲み込まれる前に「あ、今自分は血糖値が不安定かも」「栄養が足りていないな」と客観的に捉えられるようになりました。
感情を適切にコントロールできるようになると、娘への接し方にも自然と余裕が生まれました。

障害児育児をスムーズに進める最大のコツ。 それは、お子さんのケアよりも先に、「お母さんの自律神経を栄養で整えること」です。

栄養の力を借りて、お母さんの心に「余白」ができて初めて、家族全員が幸せに向かう土台が整います。
「頑張らなきゃ」と自分を追い込む前に、まずはご自身の体を栄養で満たしてあげてください。
お母さんが整うことは、決して手抜きではなく、育児における最も大切な戦略なのです。


あとがき
実はこの「お母さんの自律神経を整える栄養療法」は、そっくりそのまま「お子さんへの栄養療法」にもつながっていきます。 その仕組みについては、また別の記事でお話ししますね。

注意
鉄、亜鉛、銅、マグネシウムなどのミネラルは、適切なバランスが必要です。サプリで摂ればいいというものではありません。
ミネラルを満たすためには、まず血糖を安定させる食事を見直すことが先決です。そしてその食事の中でミネラルを補っていき、足りない場合にサプリメントを使います。
何をどれくらいどうやってとっていいか分からない方は、自己流でやらずに、プロにご相談の上、安全に摂取していただくことをお勧めします。
栄養素といえど、間違えると健康被害が出ることがあります。
私も相談を受けていますので、よければこちらからお受けください。


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