FIELD OF VIEW 30th + 1st Anniversary Live #FOV31st @ 東京 EX THEATER ROPPONGI
配信アーカイブを視聴しながら、夢見心地で過ごした時間を巻き戻していた。時が経つのも忘れ、何度も繰り返し見ていた。

2026/5/22 EX THEATER ROPPONGI
黒を基調としたシックでモダンな空間は、LIVEへの没入感へと誘うアプローチの様だった。
Opening SE
「キミガスキダ」
「夢見続けて今も」
始まりから自然と笑顔になる自分が居た。昨年の30周年とは全く異なる感覚で始まりを迎えた。
「セピア」
浅岡さんの歌声は神がかっていた。歌う姿は美しく、その歌声を聴きながら涙する自分に気がついた。頬を伝う涙の意味は自分でも分からなかった。あまりにも優美で伸びやかな歌声に涙したのかもしれない。
とても不思議な感覚だった。ただひたすらに清らかな歌声と、刻んだ時間をカウントするようなドラムの音が、記憶を蘇らせるが如く胸をいっぱいにさせた。
「桜咲くこの場所で」
FIELD OF VIEWというバンドが、常に真っ直ぐに前を向き、想いを届ける姿勢が伝わってくる様だった。
「渇いた叫び」
聴けば聴くほどに(言葉は悪いが)オバケという言葉が浮かんでくる。
浅岡さんの歌声には、不思議な力が宿っている様に想えてならない。その歌声を余すことなく表現出来るのが、小橋さんのドラム、小田さんのギター、現在のサポートメンバーの皆さんの演奏なのだと痛感する。
「 Last Good-bye」
青白く美しいライトの中
小田さんの感情を抑えたようなギターの音色が胸を締め付ける。
浅岡さんの歌声は何故だか哀しげな曲が似合う。ペンライトを振る手を止め、目の前に広がる光景と、全ての音を逃さぬよう聴き入っていた。
「 THINK OF MYSELF」
小橋さん(かっこ)いい
「ララララ~次のForever~」
「突然」
青年のような爽やかさと揺るがない力強さは、例えようのない存在感を放っていた。
「ガラクタ 」未発表曲
FIELD OF VIEWというバンドが、今もなお革新と変革を続けている事を感じさせる曲だった。
「変わるもの」
「変わらないもの」
「変えないもの」
その気概を音に乗せ表現する姿は、自らを鼓舞する無骨さと、酸いも甘いも嚙み分けた大人のふり幅を以てして、挑み続ける意思表示の様にも想えた。
3人体制となった現在の「FIELD OF VIEW」は、その輪郭が心地好く滲みたつ様な風合を感じさせる。
時の経過と共に趣を変化させながらも、FIELD OF VIEWで在り続ける事を明示しているようだった。
セットリストには物語性があり、現在・過去・未来をタイムリープしているかのようだった。一本の映画を見たかのようなLIVEだった。
FIELD OF VIEWというバンドが、枠にとらわれない創造性と、古き良きもの、その全てを大切にしている事が感じられた、素晴らしいLIVEだった。
「EX THEATER ROPPONGI」を会場として選んだ理由が、配信を見るとよく分かる。映像の美しさと鮮明な音を届けたいとの想いに、全てに拘る音楽集団のプロフェッショナルさと少年の顔が見える。
追伸
FIELD OF VIEW 浅岡雄也 様
祝花を見て想う
今も尚、挑み続けている最中であると
