見出し画像

AI時代に奪われない仕事って何だろう(営業として、いま感じていること)

あけましておめでとうございます。こーたんです。
本年もよろしくお願いいたします!

新年一発目、、、ということで、早速 好きな未来の話をします。笑

…と言っても、壮大な予言をしたいわけじゃないのです。
僕が書きたいのは、もっと手触りのある話です。

AIが進化するほど、仕事はラクになる。
でも同時に、ふと不安になる瞬間もあります。

これ、僕じゃなくてもよくね?
10年後、どう働いてるんだろう?

今日はそんな問いを、働き方という視点で整理してみます。
製造業の営業として、日々AIと向き合う中で感じたこと。
これは助かると思った瞬間と、ここは人間だなと思った場面。

そして、日本経済新聞の「『AIに奪われない職』就活生も意識」という記事を読んで、静かに浮かんできた問いを、ひとつずつ言葉にしていきます。

1.はじめに_AIの進化を前に、僕たちは何を想うのか

数年前まで、AIってニュースの中の存在でした。
でも2025年は、普通に業務の相談相手になってました。

文章の添削。契約書のチェック。資料の骨組みづくり。
気づけば、毎日のように話しかけている自分がいました。

便利になったのは間違いないと感じてます。
ただ、便利になるほど、立ち止まる瞬間もあります。

  • これから仕事って、どう変わるんだろう?

  • 自分の役割って、どこに残るんだろう?

  • 自分の子供が、大人になった時に、仕事は何が残っているのだろう?

たぶんこの不安って、AIが怖いだけじゃなくて、
自分の価値の置き場所が揺れてる感覚なんだと思います。

2.就活生が選ぶ「AIに奪われない仕事」と、営業という職種

記事では、就活生1116人へのアンケートをもとに、

  • AI普及を見越して、志望業界や職種を変えた人が4割以上

  • AIで雇用が「減る」と考える学生が6割超

  • 仕事選びの軸として「AIに奪われにくいか」を意識

という結果が紹介されていました。

ここまでは、正直そりゃそうだよなと思いました。
でも、僕が引っかかったのはここです。

「AIの影響を受けにくい職種」として、営業職が上位に挙がっていた。

製造業の営業として働いている身からすると、
どこか納得感もあるし、ちょっと不思議でもありました。

だって営業の仕事って、すでに一部はAIに置き換わり始めてます。
リサーチも、資料作成も、下ごしらえはAIが圧倒的に速い。汗

それでも営業は奪われにくいと感じる人が多い。
この感覚の正体を、自分なりに言葉にしてみたくなりました。

3.営業はAIに置き換わるのか? 僕が「すぐには難しい」と感じる理由

僕は、「営業という仕事が丸ごとAIに置き換わるのは、まだ時間がかかる」と感じています。
理由はシンプルです。

営業は論理だけでなく、温度で動くから。

製造業って、避けて通れない話があります。

  • 値上げ交渉

  • 追加費用の相談

  • 製品引き取り責任

  • 品質トラブルの着地

  • 納期遅延の説明

ここって、数字と理屈だけでは終わらないことが多いんですよね。
むしろ、最後はこういう見えない情報が効いてきます。

  • 過去の取引の積み重ね

  • 類似ケースの着地の仕方

  • 担当者のクセ、言葉の好み、地雷

  • 社内の力関係や、稟議の事情

これをAIに正確に渡そうとすると、結局こっちの説明が重くなる。
プロンプトに落とし込むだけで、時間とエネルギーが溶ける。

AIに交渉案を投げると、筋の通った提案が返ってきます。
でも、そのたびに心の中でこう思うんです。

うん、正しい!でもこの担当者はこれじゃ納得しないんよ!

つまり、
「論理として正しい」=「人が納得できる」ではないんすよね。

だから僕は今、こんな使い方に落ち着いています。

  • まず自分の経験則で方針を描く

  • AIに別の角度を出してもらう

  • そういう視点もあるのかと学びつつ微修正する

AIに任せるんじゃなく、考えを広げる相棒として使う。
たぶん営業は、しばらくこの形で共存していく気がしています。

4.逆に「これはAIが圧倒的に強い」と感じた瞬間

一方で、「ここは完全にAIの出番だな」と思った場面もあります。

先日、部下から製造業務委託契約書の承認依頼が回ってきました。
読んでいるうちに、いくつか違和感が出てきたので、気になる箇所をAIに投げてみた。

返ってきた指摘が、僕の違和感とほぼ同じでした。

① 技術の適用範囲が曖昧すぎる

この契約で提供する技術が

  • 今回の案件だけなのか

  • 将来の類似製品・競合製品にも影響するのか

が分かりにくい。
AIはすぐにこう返してきました。

「適用範囲を本案件に限定する文言がないと、後で揉める可能性が高い」

② 「資料提供」の範囲が広すぎる

「資料を提供できる」という表現が、広すぎる。
人間の感覚としても「何でもアリにならない?」と思ったところを、AIも逃さず、

「当該案件に必要な資料に限定した方がよい」

と幅を絞る提案を出してくれた。

このとき感じたのは、

“法務・ルール・書面チェックは、AIがどんどん強くなる領域だ”

ということです。

人間は疲れるし、見落とす。
でもAIは、24時間、同じ精度で淡々と見てくれる。

この分野は、
人が一次チェック → AIが一次チェック → 人が最終判断
に変わっていく気がしています。

5.「社長という絶対的存在」を理解するために、AIがくれたヒント

もうひとつ、AIに助けられている場面があります。
それは、社長の思考パターンを先回りして準備すること。

トップダウン型の組織だと、

  • 社長の判断軸をどれだけ理解しているか

  • その人が好む“打ち手”を読めるか

で、案件のスピードも精度も変わります。

僕は日々の会話、決定事項、口グセ、判断の癖をAIに渡して、
社長ならどう考えそうかを壁打ちしてきました。

もちろん完璧なコピーにはなりません。
でも、

  • この条件なら、まずここを突っ込むはず

  • この論点は、優先順位が高いはず

みたいな輪郭を掴むには、かなり効く。

最終判断は自分。
でも、ブレスト相手としてAIがいるだけで、トップの思考を追いかける負荷が軽くなる。

これは、僕にとって大きな変化でした。

6.これからの営業は「越境する仕事」になっていく

AI時代の営業の未来を考えると、僕はこう思っています。

営業は「役割が減る」より、「役割が広がる」仕事になる。

AIが普及すれば、確かに作業は減ります。

  • 事務作業

  • 基本的な資料作成

  • 一次的な情報整理

でも、その代わりに増えるのは、境界線をまたぐ役割です。

  • 契約書の一次チェック

  • 技術内容の理解と翻訳

  • 社内調整シナリオの設計

  • 顧客の全体最適の提案

AIが進めば進むほど、人がやらなくていい作業は減る。
でも同時に、人でなければ担えない領域は広がる。

営業はその最前線にいるのかもしれません。

7.AI時代の学び直しは、「知識」より「感性と教養」の訓練

学び直しを続けていて、僕の中で考え方が少し変わりました。

「知識の深さ」だけを追う時代は、少しずつ終わりに向かっているのかもしれない。

なぜなら、知識はAIが高速で補えるから。

じゃあ人間の学びは何に向かうのか。
僕は今のところ、ここだと思っています。

  • 物事のつながりを見つける力

  • 相手の感情を想像する力

  • 言葉を選ぶ感性

  • 変化を自分ごととして受け取る力

  • 「自分はどうありたいか」を考え続ける力

全員がAIという同じ武器を持つ世界で、最後に差が出るのは
その人がどんな目で世界を見ているか だと思う。

だから僕の学び直しは、
インプットというより、感性を磨く時間に意味が変わってきました。

8.若い世代と、自分世代。違いは“知識”ではなく“扱い方”

記事では、AIを日常的に触っている就活生ほど、

  • 雇用は減ると考える割合が高い

  • 職種を見直す割合が高い

という結果も紹介されていました。

若い世代は、AIの衝撃を肌で感じている分、キャリア選択に反映が早い。
これはすごく自然だと思います。

ただ僕はこうも感じました。

知識そのものは、AIを介せば世代差が小さくなる。

若い世代も、上の世代も、正しく質問できれば同じ情報にアクセスできる。
じゃあ何が違うのか。

それは、答えの“扱い方”だと思います。

  • どこまで信じて、どこを疑うか

  • 何を足して、何を削るか

  • 現場の温度にどう合わせるか

この部分には、経験や失敗、人と向き合ってきた時間が滲む。

優劣の話じゃなくて、
「AIという共通ツールをどう活かすか」を、世代を超えて一緒に考える時代になっていくんだろうなと思います。

9.10年後、こーたんはどう働いているか?

10年後、2036年。
働き方はどう変わっているでしょうか。

契約書の一次チェック、図面や仕様の読み解きの一部、メールの下書き、定型の社内調整。
整える作業は、今よりさらにAIに任せられると思います。

ただ、人として働くことそのものは、思ったより急には変わらない気もしています。

むしろ変わるのは、場所の概念かもしれない。

京都にいながら、海外企業と普通に取引し、国境を越えて案件に関わる。
この世界は10年と言わず、もっと早く来るかもしれない。

そのとき自分の価値を支えてくれるのはきっと、

  • 誠実さ

  • 経験からくる判断

  • 人との向き合い方

そういう、人間としての土台なんだと思います。


実は、テレビ電話って、ここ10年のような気がしていません?
でも、あれって、1930年頃に研究開始で、1980年頃には実現してたんすよね!

じゃ、なんで、ここ10年なのか?
あれは、スマートフォン(iPhone)の普及がきっかけなんですよね。
だから、AIが進化して、革新的なテクノロジーが存在していても時代にマッチするのかはまた別の話なんですよね。

何が言いたいかって、未来を想像するのはワクワクするし、
AIに置き換えられていく不安もあるけど、常に未来を想像して、
適応していけるように自分をアップデートしていくことが大事かなと思ってます。


※本記事は、報道内容および私自身の経験をもとにした“学び”と“気づき”の記録です。特定の職種や働き方を肯定・否定する意図はありません。


最後に、、、
皆さんは、「AIに任せたい仕事」と「人がやりたい仕事」、どんな線引きをしていますか?

(よければコメントで教えてください)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集