[NSママの悩み]育休復帰が怖い。本当に辛かったのは制度じゃなく人の視線
▶️はじめに
「また、あの視線を向けられたらどうしよう」
育休復帰を前に
私の頭に何度も浮かんだ不安です。
もうすぐ職場に戻る。
仕事についていけるかな
子育てと両立できるかな
そんな不安もありました。
でも正直に言うと
一番怖かったのは
仕事そのものではありません。
私は看護師として働いています。
看護師はチームで働く仕事です。
子どもの体調不良で急に休めば
誰かがその分をカバーしなければなりません。
だからこそ、
「また子どものことで休み?」
そんなふうに思われていないだろうか。
育休中もその不安が頭から離れませんでした。
今回は、育休復帰前に
私が感じていた不安と
過去の経験から感じたことについて
お話ししたいと思います。
📑契約のもと働いているのに…
育休前、私はフルタイムの
正社員として働いていました。
当時、長男は2歳くらいでした。
採用時には
「子どもが小さいこと」
「フルタイム勤務だが居残りは難しいこと」
をきちんと伝えていました。
職場からも
「できる限り配慮します」
と言っていただき
お互いに納得したうえで働き始めました。
私は契約どおりに働いていました。
もちろん周りに迷惑をかけてもいいとは
思っていませんでした。
余裕のある日は少し残って手伝ったり
自分にできることは積極的に
やっていたつもりです。
だからこそ
「これなら大丈夫」
そう思っていました。
でも実際に働き始めると
少しずつ職場の空気に
違和感を感じるようになったのです。
🗡️ある特定の人からの視線
子どもが小さい頃は
体調を崩すことも多く
月に2〜3回ほど急に
休まなければならないことがありました。
そのたびに、
「大丈夫だよ」
「お子さんに付き添ってあげて」
と、温かい言葉をかけてくださる方もいて
本当にありがたかったです。
申し訳ない気持ちを抱えながらも
周りの優しさに何度も救われました。
しかし、そんな中で一人だけ
明らかに態度の違う人がいました。
・挨拶をしても返ってこない
・必要な声かけがない
・まるで空気のように扱われる
理由を直接言われたことはありません。
でも私は
「子どもが小さいのに
フルタイムで働いていること」
「急な休みがあること」
を快く思っていないのだろうな
と感じていました。
💊仕事のことで頭が痛い
当時の私は、
「もっと周りに気を遣うべきなのかな」
「急な休みを取る私が悪いのかな」
と考えるようになっていました。
契約通りに働いている。
できる範囲で周りのサポートもしている。
それでも、少しずつ自分を
責めるようになっていたのです。
仕事そのものは嫌いではありませんでした。
むしろ、看護師という仕事に
やりがいも感じていました。
でも、
「あの人と顔を合わせたくない」
そんな気持ちで出勤する日が
増えていきました。
・出勤前になると気持ちが重くなる。
・職場に近づくにつれて憂うつになる。
・頭痛がする日もありました。
仕事が大変だからではありません。
向けられる態度や視線の方が
私にはずっとつらかったのです。
気づけば、
「今日は何か言われないかな」
「また嫌な態度を取られないかな」
そんなことばかり
考えるようになっていました。
⚖️制度よりも人の感情
今は子育て世代を支える制度が
たくさんあります。
本来なら
・使える制度は使っていい。
・堂々と働いていい。
頭では分かっています。
でも実際には、制度よりも
人の感情の方が難しい。
そう感じる場面がありました。
だから育休復帰を前にして
「また同じことが起きたらどうしよう」
という不安がありました。
仕事ができるかではなく
人間関係がうまくいくか。
そちらの方が怖かったのです。
それでも今は
「あの頃の私と同じように
悩んでいる人もいるかもしれない」
と思っています。
もし今育休復帰を前に
不安を感じている方がいたら、
その気持ちは
決して特別なものではありません。
私も同じように悩み
不安を抱えながら復帰しました。
この記事が少しでも誰かの心を
軽くするきっかけになれば嬉しいです☺️
📝あとがき[PTパパ視点]
当時の妻は、
毎日その特定の人と顔を合わせることが
本当に辛そうでした。
仕事の内容というよりも、
職場の人間関係や周囲の雰囲気に
悩んでいる様子を近くで見ていました。
妻はもともと繊細な性格で、
人の表情や感情の変化に敏感です。
そのため、
制度として認められていることであっても、
「周りにどう思われるだろう」
「迷惑だと思われていないかな」
と考えてしまい、
制度を利用すること自体に
ためらいを感じていました。
制度が充実することも大切ですが、
それを利用する人を支える周囲の理解も
同じくらい大切だと思います。
子育ては一部の人だけの問題ではなく、
社会全体で支えていくもの。
そんな考え方が少しずつ広がっていけば嬉しいです。
