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第3回:『バリウム検査』の本当の価値 〜自分自身の健康を守るため〜 実践編

バリウム検査の実践編です。
バリウム検査は健康診断の検査の最後に行われることが多いと思います。検査室前で初めて受ける方はドキドキ、毎年受けられる方はまたここに来たかと憂鬱になりますよね。

バリウム検査は受ける方の協力が1番大事です。撮影する側も協力してくれるかなぁとか前回の写真を見て撮りやすいかなぁとか考えています。

1. 検査直前:発泡剤(粉薬)を飲む
これが最初の難関です。胃を膨らませるための炭酸の粉を少量の水で飲みます。
バリウム検査は上の図のように膨らんだ胃の壁にバリウムを付着させることで見える壁のシワを写真にします。
• 最大のミッション: 「ゲップを我慢すること」です。
• コツ: 発泡剤は水(液体)と混ざるとすぐにガスが発生します。喉の奥に入れたらすぐに流し込んでください。口の中でモゴモゴは絶対にダメです。あとは顎を引いて、喉の奥を閉じるイメージ。唾液を飲み込むようにすると少し楽になります。もし出てしまったら、膨らみが足りなくなるため、追加で飲まされることになります……。

2. バリウムを飲む
コップ一杯(約150〜200ml)のバリウムを渡されます。重いのでたくさん量があるように思いますよね…
• 味と食感: 最近はイチゴ風味やバナナ風味など工夫されていますが、ドロッとした石灰水のような独特の重みがあります。
• 飲み方: 一気に飲み干すのではなく、技師さんの指示に合わせて数回に分けて飲みます。食道の流れも見てるので分けて飲んでもらいます。

3. 撮影:アクロバティックな動き
ここからが本番です。大きな機械の台に乗り、技師さんのマイク指示に従って動きます。
• 目的: バリウムは飲んだら終わりではないです、飲んでからが始まりでバリウムを胃の壁一面にまんべんなく塗り広げるために動いてもらいます。バリウムは胃の中にずっといてくれるわけではないので腸の方へ流れるまでに検査を終わらせないといけません。
• 動きの例
「右に2回転してください」→最初に回転してもらい胃の全体にバリウムを付着させます
「台が大きく傾きます、手すりをしっかり掴んでください」→胃の上の方にバリウムを移動させて下の方を撮影したい時は台を傾けて頭を下げます。
「お腹をグーッと押さえます」→胃の潰れかたで胃の硬さが分かります。
• アドバイス: 目を回さないように、指示を聞いたら落ち着いて動くのがコツです。写真を撮る時は息を止めてもらうのでそこもしっかり。

4. 検査終了:バリウムの排出(重要!)
検査が終わったら、体内のバリウムを早く出すことが何よりも優先されます。
• 下剤の服用: 検査直後に下剤を渡されます。その場で、あるいは指定の時間に飲みます。バリウムの中にも下剤を入れてる施設もあると思います。
• 水分補給: とにかく水をたくさん(コップ数杯以上)飲んでください。 バリウムは体内で固まると便秘の原因になり、最悪の場合、医療機関での処置が必要になります。
• 便の確認: 数時間〜翌日までに「白い便」が出れば成功です。

「バリウム検査お疲れ様でした」
3回に分けて書いてきましたが次回、バリウム検査のこれからや意義についてまとめます。

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