五感を呼び覚ます旅 —バリ島 5日間の記録 day1 —
飛行機から降り立った瞬間、空気が変わった
朝の陽射し、少し湿り気のある空気、
そして、初めての匂い。
ああ、バリに来た。
ずっと来たかったところに
やっと来ることができたバリの空気に触れて、いい予感しかしなかった。
チャーターしていたドライバーが、笑顔で出迎えてくれた。
スミニャックの街へ入っていくと、観光客で車も人も大渋滞。
車の合間を縫うように走るバイクの多さに、
思わず声が出た。
そのエネルギッシュな勢いに圧倒される。
エキサイティングなメインストリートを抜けていくと、細い竹藪の路地の奥に、小さなゲート。
くぐった瞬間、世界が変わった。
Blue Karma Village。
ブルーのプールが目の前に広がって、静かな異空間が、出現。
思わず深呼吸......心地よい芳しさを感じた。
ブルーデニムのソファに腰を沈めると、
冷たいおしぼりと、ウェルカムドリンクが届いた。
小さなフィンガースイーツも一緒に。
心憎い。

日本を愛するマネージャーの意向で、
そこここに日本のおもてなしの心が息づいていると感じた。
お部屋に案内され、重厚な木の扉を開けると
また独特の香りに包まれた。

木の造りと、リネンと、窓の外の緑。
妙に落ち着く。
奥の扉を開けると、外にバスタブがある。

シャワーを浴びて旅の疲れをリセットした後は、
アフタヌーンティーへ。
スタッフが勧めてくれたのは、少し燻したウーロン茶。
ガラス器の中で揺れる茶葉を目で楽しんで、
丸くかわいらしい茶器に注いでくれる音を耳で味わう。

抹茶のお菓子と一緒に、ゆっくりと。
お腹も心も満たされた後は、スパへ。
ここでも、冷たく冷やしたライムジュースのおもてなしが嬉しい。

旅の疲れを癒すための、軽めのアロマテラピー。
好みのオイルを選んで、
シンギングボールの音が静かに響く中、施術が始まった。

心と体が、するすると解れていく。
終わったらまた、グリーンティーと抹茶のクッキーを。
始まりから終わりまで、優しくてあたたかい。
夜風に吹かれながら空を仰ぐと、
月が、きれいだった。

ずっと来たかった、バリ。
五感を刺激する旅が、始まった。
— day2 へ続く —
Mihoko

