境界をまたぐ心理士【振り子】の自己紹介
皆さん、はじめまして。
【振り子】と申します。
私は複数の境界を行き来する心理士です。
そして、この言葉は肩書きというより、
今の自分の立ち位置そのものだと
感じています。
心理臨床歴は18年。
現在のメインフィールドは精神科病院臨床です。
大学院を出て右も左も分からないまま現在の職場に就職。
心理士がいない精神科だった為、
病院内に心理室機能を立ち上げる
ところからのキャリアスタートでした。
また同様にキャリアスタート時から
スクールカウンセラーとしても働いており、
これまで高校1年(2校)、
中学校11年(1校に11年配属)、
小学校8年(1校に8年配属)
となっています。
ほかにも、常勤職に加えて
准看護学校非常勤講師(精神看護)、
居住地域外の山村(僻地)
の乳幼児健診担当、
教育センター嘱託職員
などを並行して行っています。
日々、
病院心理士として外来や病棟に入り。
スクールカウンセラーとして校内を歩き。
乳幼児健診では短い時間の中で
親子と向き合い。
看護学校では
「これから現場に出ていく人」に教え。
教育センターでは
一歩引いた場所から現場を見る。
気づけば私は、
ひとつの専門領域に腰を落ち着けることなく、
境界をまたぐ働き方をしてきました。
正直に言えば、
最初からこの立ち位置を
選んだわけではありません。
目の前の仕事に誠実であろうとした結果、
気づいたら複数の現場に関わっていた、
というのが実感に近いです。
けれど、
境界をまたぐようになって初めて
見えたものがあります。
それは、「同じ子ども」「同じ家族」
「同じケース」であっても、
場所が変われば語られ方がまったく変わる、
という事実です。
精神科では「症状」として語られ。
学校では「困り感」として扱われ。
行政では「制度の対象者」として整理される。
もちろん、
それぞれが間違っているわけではありません。
ただ、どれか一つの視点だけでは、
どうしてもこぼれ落ちてしまう
ものがあるように感じています。
私はその“こぼれ落ちた部分”に、
何度も出会ってきました。
どの現場にも属しているのに、
どの現場にも完全には属していない感覚。
それは時に孤独でもありましたが、
同時に、考える視点を与えてくれました。
このnoteでは、
精神科・学校・母子保健・教育行政といった
現場を横断してきたからこそ見えたことを、
できるだけ正直に言葉にしていこうと思っています。
きれいな理論や、
正解としての支援だけでなく、
迷いや違和感、
うまくいかなかった経験も含めて。
境界に立つと、
現場の本音が見えることがあります。
この場所から見えた景色を、
ここに残していきます。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
※なお、このアカウントで書いている内容は、
私自身の臨床経験や感じたことをもとにした
私的な見解です。
特定の組織や制度の公式見解ではありません。
また、事例を扱った記事については、
全て実際の人物像を損ねない程度に加工・修正
した架空ケースとなっています。
心理の専門職が背負う
守秘義務の範囲内としての
記事になります事を
予めご承知おき下さい。
