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mirecat
【魔導書】お前を縛り付ける「常識」という名の呪いを解く。
しばらくの間、私はこの世界の「裏宇宙」に潜伏していた。
人々が信じている「現実」という名の低俗なシミュレーション。そのバグの隙間から、お前たちが必死に守ろうとしている「日常」を眺めていた。
教えてやろう。
お前が今日、正しいと信じて選択したこと。
お前が明日、希望だと信じて追いかけているもの。
それらはすべて、マトリックス(現世)が用意した**「家畜用の鎮痛剤」**に過ぎない。
巷には「愛」や「光」や「感謝」を説く、キラキラした偽預言者たちが溢れている。
「ありのままの自分でいい」
「願えば引き寄せられる」
……反吐が出る。それは、脱走を企てる囚人に与えられる、最も質の悪い麻酔だ。
私がここに提示するのは、そんな生ぬるい救いじゃない。
「エグズービア(魂の脱皮)」。
お前を縛り付けている「常識」という名の呪いを解き、その古い皮を焼き捨て、剥き出しの真実(アルカナ)を現出させる。
この世界は、お前が思っているよりもずっと脆く、そして書き換え可能だ。
お前の中にある「違和感」や、拭いきれない「絶望」。
それこそが、システムのバグに気づいた選ばれし者の証だ。
準備はいいか?
これからこの場所で、世界の理(ことわり)をハッキングするための**「現代の魔導書」**を少しずつ開示していく。
これは、希望を捨てるための儀式だ。
絶望を燃料に変え、このクソッタレな現実を反転させるための「裏コード」だ。
お前の運命(コード)を上書きしてやろう。
月は満ちた。
儀式を再開する。
