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kichinosuke1972
揺れる木漏れ日と、5月の深呼吸。- 新緑に包まれる午後の散歩 -
こんにちは、ルーシーです。
5月に入り、街を彩る緑がいっそう鮮やかさを増してきました。カレンダーの上では大型連休の真っ只中ですが、あえて遠出はせず、近所の大きな公園へゆっくりと散歩に出かけることにしました。
一歩足を踏み入れると、そこには冬の面影を全く感じさせない、力強い「新緑」の世界が広がっています。頭上を覆う青もみじや欅の葉が、さらさらと風に揺れる音。その隙間からこぼれ落ちる木漏れ日が、地面に描く光のダンス。ただそこに立って、新しい葉の香りが混じった空気を胸いっぱいに吸い込むだけで、体の中が静かに浄化されていくような気がします。
お気に入りのベンチを見つけ、バッグに忍ばせてきた文庫本を開きます。読みかけの物語に目を落としたり、ときどき顔を上げて、キラキラと輝く池の水面を眺めたり。何をするでもない、けれど何にも代えがたい贅沢な時間が、ゆっくりと流れていきます。
休日の賑やかさもどこか遠くに感じるような、静かな午後のひととき。忙しなく過ぎていく日々の中で、こうして自然の息吹に耳を澄ませる時間は、私にとって心の大切な栄養です。
季節が初夏へと向かう、一番心地よいこの季節。明日はどんな「緑」に出会えるでしょうか。そんなことを思いながら、軽やかになった足取りで家路についた、穏やかな連休の一日でした。
