第1792話 はま寿司ノロ食中毒39人 安い輸入稚魚・稚貝依存と「今さえ良ければ」のツケ

はま寿司宮崎・小林店で39人がノロウイルスによる食中毒に。

客17人+従業員4人からウイルスが検出され、保健所から営業停止処分となりました。

結局ね?水産庁の水産白書が「養殖業の成長産業化」を強く推し進め、沿岸漁業で稚魚・稚貝の養殖を拡大する方向だからこそ、安価な海外(主に中国など)からの輸入稚魚・稚貝に頼る構造ができあがっています。

  • 天然資源の減少(海水温上昇・過漁など)で国内調達が厳しくなる

  • コストを抑えるため安い輸入種苗を使う

  • 短期的利益・大量消費を優先するチェーン店体質

  • 結果、衛生管理や保健所の注意喚起が現場で後回しになりやすい

こんな消費型社会の悪循環が、食の安全を脅かしているのではないでしょうか。

もちろん、今回のノロウイルスは主に従業員の衛生管理不足が直接原因と見られます。

でも根本には、「安さ最優先」「今さえ良ければ」という価値観と、それを支える水産政策があります。

自民党長期政権下でこの方向性が続いているのは事実ですが、単に「自民が悪い」で終わる話ではなく、国内完全養殖技術の加速・資源管理の強化・トレーサビリティの徹底・消費者側の意識改革も必要です。

安い代替え魚寿司や海鮮が食べられなくなるのは嫌だけど、39人も病院にかかるような食中毒が繰り返されるのはもっと嫌です。

私たちは「安さ」と「安全」のバランスを、もう一度真剣に考え直す時期に来ていると思います。


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