第1477話 「白衣を着ていても信用できない時代〜医師・士業の刑事罰と資格の甘さについて」

最近Xで話題になった、痴漢行為で4回目の逮捕となった医師(豊生病院院長・鈴木靖幸氏)の事例は、非常に象徴的です。

自作のズボンに切り込みを入れ、陰部を女性の尻に押し当てるという悪質な行為を繰り返していたにもかかわらず、医師免許を保持したまま院長職にあり、父親である理事長が「他の病院では雇ってもらえないから」と擁護するコメントを出したことで、大きな不信感が広がりました。

この事件をきっかけに改めて考えさせられるのは、医師をはじめとする士業(弁護士・税理士など)の処分の甘さです。

刑事罰を受けても、免許剥奪や退会に至るハードルが非常に高い

軽微な罰金・執行猶予・不起訴の場合、業務停止にならないか極めて短期間で済むケースが多い

逮捕されても職場復帰が可能な事例が少なくない

国家資格取得時の人格審査が実質的に機能していない

もちろん、すべての医師・士業が問題あるわけではありません。

真面目に患者やクライアントに向き合う優秀な専門家は多数います。

しかし、人格に重大な破綻があっても資格を保持し続けられる構造は、患者や依頼者の安全・信用の観点から明らかに問題です。

白衣やスーツという「見た目の信頼」が先行しがちですが、結局は個人の資質です。

セカンドオピニオンを取る、評判を調べる、信頼できる機関を選ぶなど、こちら側も意識を変える必要があると感じます。

制度として「更生の機会」を重視する姿勢は理解できますが、社会の安全と被害者保護が最優先であるべきです。

性犯罪など再犯リスクの高い行為をした専門職に対する処分強化と、処分歴の透明化が求められます。

このような事例が続く限り、「白衣を信用できない」という声は消えません。

タグ

#医師 #痴漢 #士業 #医療 #医師免許 #資格制度 #信用できない #白衣 #性犯罪 #再犯 #医療問題 #社会問題 #note


いいなと思ったら応援しよう!