【DIY初心者向け】シーラーは代用品でOK?実際に使える材料と比較まとめ
DIYで壁や床を塗装する時、「下塗りにシーラーを塗ってください」と必ず書いてあります。
でも実際には「シーラーって何?」「専用の物を買わないとダメ?」と疑問に思う人も多いはず。
結論から言うと、専用のシーラーを使うのがベストですが、状況によっては代用品でも十分機能します。
この記事では、DIY初心者向けに「シーラーの役割」と「代用品になるもの」を比較し、どんな場合に使えるかを詳しく解説します。
1. シーラーとは何か?
まずは基本から。シーラーは「下塗り材」の一種で、塗装する前に下地に塗っておく透明または白色の液体です。
シーラーの役割
吸い込み止め
→ 木材や石膏ボードなど吸水性のある素材に直接塗料を塗ると、どんどん吸い込まれて色ムラになります。シーラーがそれを防ぎます。密着性アップ
→ 素地と塗料の接着を良くし、はがれを防ぎます。アク止め・シミ止め
→ 木のヤニやアクが上ににじみ出るのを防ぎます。
つまり「シーラーを塗るかどうか」で、仕上がりの美しさと耐久性に大きな差が出るのです。
2. シーラーの代用品はある?
本来は専用品を使うのが安全ですが、DIYでは「わざわざ高いシーラーを買うのはもったいない」と思う場面もあります。
そこで、実際に代用品として使われているものを比較します。
代用品候補
木工用ボンド(PVA系接着剤)を水で薄めたもの
水性ニスやクリア塗料
油性ニスやウレタン塗料
石膏ボード用のプライマー(安価な建材用)
なし(直接塗装する)
3. 代用品ごとの特徴と使える場面
① 木工用ボンドを水で薄める
やり方:ボンド1に対して水1〜2で希釈し、刷毛やローラーで塗布
メリット:安くて手に入りやすい。木材の吸い込み止めには効果あり。
デメリット:耐久性は弱い。厚塗りすると表面がツルツルになり、逆に塗料が乗りにくい。
おすすめ用途:床の下地や小物のDIY
👉 実際、プロでも「応急的な吸い込み止め」に使うことがある裏ワザです。
② 水性ニスやクリア塗料
やり方:そのまま下地に塗る
メリット:木の色を生かしたい時に便利。シーラーとほぼ同じ役割を果たす。
デメリット:ニス特有の光沢が出る。上塗りの種類によっては相性が悪い。
おすすめ用途:木の家具や棚板など「木目を見せたい場所」
③ 油性ニスやウレタン塗料
メリット:防水性・耐久性が高い。屋外や水回りに強い。
デメリット:乾燥が遅く、においも強い。水性塗料との相性が悪い場合あり。
おすすめ用途:屋外木部(ベランダ、ウッドデッキの下塗り)
④ 石膏ボード用プライマー(安価な建材用)
メリット:ホームセンターで500円〜。壁紙やクロスの下地処理にも使える。
デメリット:アク止め効果は弱い。木材にはあまり効かない。
おすすめ用途:壁・天井のDIY塗装
⑤ なし(直接塗装)
メリット:材料費ゼロ。すぐ塗れる。
デメリット:ムラ・剥がれ・にじみが出やすく、結局「塗り直し」になる。
おすすめ用途:応急処置や、どうしても時間がない場合のみ
4. 専用シーラーとの違い
では、専用シーラーを買うのと代用品を使うのでは、実際にどんな違いが出るのでしょうか?
項目専用シーラーボンド水溶液水性ニス直接塗装吸い込み止め◎○○×密着性◎△○×アク止め◎×△×価格1,000〜2,000円/缶数百円1,000円前後0円長期耐久性◎△○×
結論:
長く持たせたいなら専用シーラー
予算節約や小規模DIYなら代用品でも可
5. 実際の使用シーン別おすすめ
壁や天井を塗る場合
→ 石膏ボードなら「プライマー」か「専用シーラー」が無難。
クロスを貼るなら「シーラー必須」。代用品はおすすめできない。
木材の家具や棚
→ ボンド水溶液や水性ニスでも十分。アク止めが必要な場合は専用シーラー。
屋外(デッキやフェンス)
→ 油性ニスやウレタン塗料を下塗りに。水性塗料を上に重ねるなら注意。
とにかく安く仕上げたい
→ ボンド水溶液。ただし長期的には塗り直しが必要になる。
6. まとめ:代用品は「一時的な節約」、本格DIYは専用品を
シーラーは「目に見えないけど仕上がりを左右する大事な材料」です。
代用品でもある程度は機能しますが、
広い面積
長く使う家
アクやヤニの出やすい木材
こういった場合は必ず専用シーラーを使うべきです。
逆に、小物DIYや家具塗装など「実験的にやってみたい場面」では、ボンドやニスなど代用品でも十分楽しめます。
節約と仕上がりのバランスを考えて選ぶのが賢いやり方です。
