Salesforce初心者向けに「タブ制御」について、実務ベースで解説
Salesforceを触り始めると、
途中で必ず出てくるのが「タブ制御」です。
最初は、
「タブって何?」
「非表示にする意味ある?」
「プロファイルとの違いは?」
とかなり混乱しやすいです。
ですが、
実際の運用ではかなり重要です。
今回は、
Salesforce初心者向けに「タブ制御」について、実務ベースで解説します。
■ タブとは?
まず、
Salesforceの「タブ」とは、
画面上部やナビゲーションバーに表示されるメニューのことです。
例えば:
・取引先
・商談
・ケース
・レポート
・ダッシュボード
など。
ユーザーは、
このタブから各機能へアクセスします。
つまり、
タブは「入口」。
■ タブ制御とは?
結論から言うと、
「ユーザーごとに、どのメニューを見せるか制御すること」
です。
例えば営業担当に、
・設定
・承認管理
・システムログ
などを見せる必要はない。
逆に管理者には必要。
そのため、
ユーザーごとに表示タブを制御します。
■ イメージするとこう
例えば大型ショッピングモール。
一般客が入れる場所と、
従業員しか入れない場所がありますよね。
・バックヤード
・防災室
・管理室
など。
Salesforceも同じ。
必要な人だけ、
必要な機能を見せる。
それがタブ制御。
■ タブ制御で出来ること
主に以下を制御できます。
① タブ表示
例:
営業:
・取引先
・商談
・活動
経理:
・請求
・支払
・レポート
みたいに分ける。
② デフォルト表示
特定タブを最初から表示する。
③ タブ非表示
不要な機能を見せない。
■ 初心者が勘違いしやすいポイント
かなり重要。
「タブを非表示にした = 権限が消えた」
ではない。
ここ、超重要です。
タブ制御は、
あくまで「見た目」。
実際のデータアクセスは、
別の権限で管理します。
例えば:
・オブジェクト権限
・共有設定
・項目権限
など。
つまり、
【タブ】
=入口表示
【権限】
=本当に入れるか
です。
■ 実際に起きること
例えば:
商談タブを非表示にした。
でも、
ユーザーに商談参照権限が残っていた。
すると、
URL直打ちや関連リスト経由で見れてしまう。
これ、
初心者がかなりハマる。
なので実務では、
「タブ制御だけでセキュリティは担保できない」
を必ず理解する必要があります。
■ タブ制御はどこで設定する?
主に以下。
① プロファイル
設定
↓
プロファイル
↓
タブ設定
ここで、
・デフォルトオン
・デフォルトオフ
・タブ非表示
などを設定できます。
② アプリケーション
Lightningアプリ単位でも、
表示タブを制御できます。
例えば:
【営業アプリ】
・商談
・取引先
・活動
【サポートアプリ】
・ケース
・ナレッジ
など。
実務では、
アプリ制御もかなり使います。
■ 導入現場でよくある考え方
Salesforce導入では、
「画面をシンプルにする」
のがかなり重要。
タブが多すぎると、
ユーザーが迷う。
例えば:
・同じような名前
・使わないオブジェクト
・開発用オブジェクト
が並ぶと、
現場はかなり混乱します。
なので導入コンサルでは、
「誰に何を見せるか」
をかなり整理します。
■ 実務でよくある構成
例えば。
【営業】
・取引先
・商談
・見積
【経理】
・請求
・入金
・支払
【管理者】
・全タブ
など。
業務ごとに整理する。
■ まとめ
タブ制御とは、
「ユーザーごとに表示するメニューを制御する仕組み」
です。
ただし重要なのは、
「タブ制御 = セキュリティではない」
こと。
実際のアクセス制御は、
・オブジェクト権限
・共有設定
・項目権限
などで行います。
導入現場では、
「ユーザーが迷わない画面設計」
がかなり重要。
そのため、
タブ制御やアプリ設計は、
運用しやすさに直結する大事な考え方です。
