スーパーでカートがない。「サービス悪いな」と思った、そのあとで。
はじめに
夕方、スーパーに買い物に行きました。
入口で、立ち止まりました。
カートが、ない。
一台も残っていない。
「このスーパー、サービス悪くない?」
正直、最初に浮かんだのは、それでした。
仕方なく、カゴを持って店内に入ります。
でも、この「不満」が、数分後にひっくり返ることになります。
店内に入って、気づいたこと
人が、多いのです。
通路は、カートがすれ違えないほど混んでいる。
レジの前には、列ができている。
商品が、どんどん動いている。
そこで、考えがひっくり返りました。
ちょっと待てよ。
カートがないのは、お店が用意していないからじゃない。
すでに全部、使われているからだ。
同じ事実が、逆の意味になる
「カートがない」という事実は、ひとつです。
でも、見方によって、意味が正反対になります。
入口で見たとき
↓
不便。
サービスが悪い。
店内を見たあと
↓
繁盛している。
人が集まっている。
選ばれている。
同じ現象なのに、最初は「マイナス」、あとから「プラス」。
私たちは、つい、自分にとって便利か不便かだけで、瞬間的に判断してしまいます。
でも、一歩引いて全体を見ると、まったく違う景色が見えてくる。
混んでいる、ではなく、選ばれている。
足りない、ではなく、人気が先行している。
これ、投資と同じだ
ここで、ふと投資のことが頭に浮かびました。
株価が上がっている。
話題になっている。
みんなが買っている。
これを見たとき、多くの人はこう思います。
「もう高すぎる」
「今からじゃ遅い」
「なんか危ない」
でも、スーパーのカートと、同じではないでしょうか。
株価が高いのは、価値がないからではなく、価値が先に見つかっているからかもしれません。
カートがないのが繁盛のサインだったように、株価が高いのも、人気のサインであることがあります。
需要が供給を上回ると、現象が起きる。
スーパーではカートが消え、市場では株価が上がる。
原理は、まったく同じです。
大事なのは、理由を考えること
ここで勘違いしてほしくないのは、「高い株を買え」という話ではない、ということです。
混んでいるから良い店、とは限りません。
たまたま今日だけ混んでいたのかもしれない。
株価も同じで、上がっているもの全部が買いではありません。
大事なのは、不満を言うことでも、飛びつくことでもなく、
「なぜ、そうなっているのか」を考えることです。
なぜカートがないのか。
なぜ株価が上がっているのか。
その理由を考える習慣があるかどうかで、見える景色が変わります。
日常は、ヒントだらけ
スーパーの買い物は、ただの生活です。
でも、視点を少し変えるだけで、人気、需要、客層、回転率、混み具合といった情報が、自然と目に入ってきます。
四季報を開かなくても、決算短信を読まなくても、日常の中に、企業の「今」が見えることがあります。
投資のヒントは、特別な情報の中ではなく、いつもの生活の延長線にあります。
まとめ
カートがなかったとき、最初に感じたのは、不満でした。
でも一歩引いて見ると、それは「需要が強い」というサインでした。
投資でも、同じことが起きます。
不便そうに見えるもの。
高く見えるもの。
人が集まりすぎているもの。
それらは、価値がないからではなく、価値が先に見つかっているだけかもしれません。
感情で反応する前に、理由を考える。
それだけで、日常も投資も、見える景色が少し変わります。
最後に、ひとつだけ。
今日行ったお店、混んでいましたか。
それとも、空いていましたか。
どちらも、何かを教えてくれているはずです。
本記事は個人の見解に基づく情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。
投資はご自身の判断と責任において行ってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏
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