【Google AI Studio】時短クッキング No.41:MP4,MOV,GIF,APNG形式からAPNG形式に変換するアプリ
前回の「時短クッキング No.40」で、アニメGIF形式のファイルを読み込んで、APNG形式に変換するアプリを公開しました。
実際に使っているうちに、「ほかの形式にも対応したくなった」というのが正直なところです。
そこで今回は バージョンアップ版 として、MP4 と MOV の読み込み に対応しました。
さらに、前回対応していた GIFのほか、出力ファイル形式であるAPNG にも対応しています。

操作の仕方
アプリ名は
「MP4, MOV, GIF & APNG TO APNG PRO」
としました。
MP4 / MOV / GIF / APNG 形式のファイルを読み込み、APNG形式として出力する という、そのままの意味です。
1. ファイルの読み込み
アプリを起動すると、次の画面が表示されます。
画面の 「IMPORT SOURCE」 枠に、読み込みたいファイルをドラッグ&ドロップしてください。
または「+」ボタンをクリックし、ファイル一覧から選択することもできます。

「IMPORT SOURCE」枠にファイルをドラッグ&ドロップ、
または「+」をクリック
読み込みが完了すると、自動的にプレビューが表示され、動画が再生されます。

2. APNGに変換する
APNG形式に変換するには、 「Generate APNG」 ボタンをクリックします。
変換中は進捗バーが表示され、処理状況を確認できます。

変換が完了すると、「Download APNG」 ボタンが表示されます。

3.ダウンロードする
「Download APNG」 ボタンをクリックすると、変換されたAPNGファイルがダウンロードされます。
本アプリには、
開始フレーム〜終了フレームを指定する フレーム・トリミング機能(時間方向)
画面の一部を切り取る クロップ機能(空間方向)
の両方を備えています。
以下は、操作を簡単にまとめたマニュアルです。
基本操作は「時短クッキング No.40」と共通ですので、画像付きの詳しい説明はそちらをご覧ください。
MP4, MOV, GIF & APNG TO APNG PRO 操作マニュアル
本アプリは、様々な動画・アニメーション形式を、高品質な「アニメーテッドPNG(APNG)」へ変換・編集するためのプロフェッショナルツールです。特にLINE動くスタンプ作成に最適な制限チェック機能を備えています。
1. インポート (Import Source)
画面中央のドロップゾーンにファイルをドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選択します。
対応形式: MP4, MOV (iPhone動画対応), GIF, APNG
自動解析: 読み込み後、全フレームが展開されプレビューが開始されます。
2. プレビューエリア (Main Preview)
読み込んだデータの確認と編集結果のリアルタイム表示を行います。
背景切り替え: 右上のアイコンで背景を「透過チェック」「白」「黒」に切り替えられます。透過素材の確認に便利です。
再生コントロール: 下部のボタンで再生/一時停止、1フレームずつのコマ送り、現在のフレーム番号の確認が可能です。
リセット: 「Reset Media」ボタンで、現在のデータを破棄して初期画面に戻ります。
3. 構成設定 (Configuration - サイドバー)
■ 範囲選択 (Selected Range)
書き出すアニメーションの開始点と終了点を指定します。
Set Start / Set End: 現在プレビューしているフレームを開始/終了位置に設定します。
+20f / -20f: 選択範囲を20フレーム分素早く拡張/縮小します。
■ クロップ機能 (Crop Mode)
画像の一部を切り抜いて書き出す機能です。
LINE Frame Rule (LINEスタンプ判定):
ONにすると、LINEスタンプの規定(最大320x270px、かつ一辺が270px以上)を満たしているかリアルタイムで判定します。W / H スライダー: 切り抜き範囲の幅と高さを調整します。
X / Y スライダー: 切り抜き範囲の位置を調整します。
どちらも数値入力に対応しています。また、X / Yスライダーに関しては、プレビュー上でクロップ枠をドラッグして調整することもできるようにしました。
■ 書き出し設定
Export Quality (クオリティ):
Lossless: 画質を落とさず24bit+アルファチャンネルで出力します。
256 / 128 / 64 Colors: 色数を制限してファイルサイズを軽量化します。
Loop Count (ループ回数):
再生回数を指定します。「0」に設定すると無限ループになります。
4. タイムラインとフィルムストリップ (Timeline)
フィルムストリップ: 全フレームのサムネイルが表示されます。クリックした位置へ即座にジャンプできます。
Select All: 範囲選択を解除し、全フレームを選択状態に戻します。
シークバー: 青いハイライト部分が「書き出し対象」の範囲を示しています。
Selection Duration (再生時間):
現在の選択範囲が何秒のアニメーションになるかを表示します。LINEスタンプ等の「4秒以内」という制限を確認するのに最適です。
5. 変換と保存 (Generate & Download)
Generate APNG: 設定に基づき変換を開始します。変換中は進捗がパーセントで表示されます。
Download APNG: 変換完了後に表示されます。クリックして作成したAPNGファイルを保存してください。
参考:APNG形式からアニメGIFへの変換
Webに貼り付けたいといった場合には、アニメGIF形式のほうが使い勝手がいい場合があります。変換アプリがありますので、ご利用ください。

アプリのURL
本アプリは次のURLで公開しています。
シェア版はこちらです。
更新情報
20260713:アプリに不具合が生じていたので調整しました。具体的には、ファイルの読み込みと再生に不具合がおきていたのに対処しました。
まとめ:スマホ動画からLINEアニメスタンプへ
MP4 / MOV の読み込みに対応したことで、Android や iPhone で撮影した動画を、そのまま APNG に変換 できるようになりました。
スマホのカメラで撮影した動画や、アプリで加工した動画を、手軽に LINE アニメーションスタンプ向け素材へ変換できます。
ただし、LINEスタンプには フレーム数・再生時間・ファイルサイズ といった厳しい制限があります。
本アプリでは、
フレーム範囲トリミング
クロップによるサイズ調整
色数制限による容量削減
再生時間の可視化
といった機能を組み合わせることで、ある程度の調整を行えるようにはしていますが、さらに厳格な調整については専用アプリを用意してありますのでご利用ください。
いずれにしても、これで、
動画生成 → 編集 → APNG変換 → LINEスタンプ登録
という一連のフローをブラウザ上で完結できる環境が、かなり整ってきました。

LINEアニメーションスタンプ。
(審査前のアップロード実験です)
スマホ動画や生成AI動画を使ったスタンプ制作をしたい方は、
参考にしてみてくださいね。
以上!
いいなと思ったら応援しよう!
記事なり、プログラムなりが役に立ったと思った方は、
チップの応援よろしくお願いいたします。
次の開発もがんばろうかな、という気になりますのだ (笑)