亀城・土浦城を歩く — 平将門伝説を追って茨城散策①
こんにちは!
城と食と地酒をこよなく愛するアラフィフライター更科そば子です。
ダイエットがきっかけとなって城巡りが趣味になりました。
武将についていろいろ調べていると、歴史がすごく面白くなってきて、最近はダイエットそっちのけで歴史と食の背景を調べまくっています。
そんな私が今回訪れたのが、茨城県土浦市の通称・亀城。
水に浮かぶ様子がカメのようだった、ということで、亀城と名付けられたお城です。
実はここ、平将門にもゆかりがあるんだとか__!
江戸北斗七星伝説を追っているうちにすっかり平将門に魅了されている私が、今回は土浦城についてグルメとと共にご紹介します!
平将門の伝説についてはこちらのマガジンでまとめています👇
平将門伝説を追って 〜関東に残る伝説〜
首都圏周辺には平将門の足跡や伝承が点在しています。
神田明神、将門塚をはじめ、千葉・茨城方面にも……
資料を辿っていくうちに「土浦にも将門伝説が残るらしい」という記述に遭遇。
どうやら、土浦城が造営された起源は、10世紀前半に将門がこの地に砦を築いた、あるいは兵站(補給)基地として利用したという伝承があるそうなのです。
今も櫓が残る土浦城は続百名城にも認定されているので、とある休日、ぶっつけ本番で土浦を訪問してみました!
「もし将門軍がここを通ったなら?」と想像しながら土地を見ると、地形や水路の意味が立ち上がってくるような気がして超おもしろいです。
最近は古地図を見るのも趣味化してきました笑
常磐線で土浦へ(アクセスメモ)
東京方面からは、JR常磐線で約1時間前後、土浦駅で下車します。
常磐線って、今もボックス席があるんですね!
旅の風情を感じてしまいます。

さらに、トイレも車内にある・・・!
帰りはお酒をいっぱい引っ掛けてから帰ろうと目論んでいるアラフィフに優しすぎる常磐線・・・!
すでに好きになりそうです。

さて、土浦駅改札に向かいます。
そういえば、土浦ってサイクリングに力入れてるみたいですね。
土浦駅直結のBEB5土浦は星野リゾートが運営するホテルですが、客室にチャリを持ち込めるみたいです。

西口を出てデッキを少し歩くと、土浦の観光案内図があります。
地図を見ると、なんとなく昔の城の範囲がわかるようになってきました。
城のある公園部分は緑色になってますが、そこは昔の本丸とか二の丸あたりまでが残ってて、本来の範囲は多分、道が緩やかに縁を描いてる部分くらいまであったのではないかと。
現在の大手町のあたりに、城外とつながる大きな門があったのでしょうかね。
地図を見るだけでワクワクしてくる城マニアシンドローム。

どうやら徒歩15分ほどで土浦城に着くみたいですが、途中、まちかど蔵大徳に寄ってみます。
ここで続百名城スタンプが押せるとのことなので。
すごく蒸し暑い日だったのですが、駅前には多くの人が集まってました。
どうやら野外ライブがあるらしいです。
土浦駅前はこういうイベントが定期的に行われているらしい。

城までの道のりは、写真のような古い蔵作りの建物もあって、城下町っぽくて楽しいです。
途中のお蕎麦屋さん、大行列だったなあ。気になる。
📍現地情報:吾妻庵 総本店
029-821-0161
茨城県土浦市中央1-6-11

歩きやすい道を進むこと10分、街かど蔵大徳に到着です。
これまたかっこいい外観だこと!
ここは江戸期の呉服店を改装した蔵空間で、観光案内+土産コーナー+まち歩きの拠点として機能しており、城歩き前の情報収集に最適。
100名城のスタンプ設置場所でもあるので、さっそくスタンプをおさせていただきやした。
土浦の名産品もいろいろ売ってて楽しい♪
蔵カフェもあったのですが、予約で満席という案内が出てたので今回は断念。
蔵の中でいただくコーヒーはぜったいおいしいだろうなあ。。。🤤
📍現地情報:まちかど蔵大徳👇
いよいよ土浦城に!

亀城公園に到着!
バス利用なら「亀城公園前」下車すぐとのことで、歩くのが苦手な方や、天気が悪い時でも訪問しやすいです。

想像してた以上にめっちゃ城感ある〜!!!
さすがは水の城、お堀が立派です。
橋を渡ってお城の中に入ってみます。

うおおおおっ!!!!!
え、土浦城、こんなにかっこいいって思ってなかったんですけど!
続100名城さすが!
想像以上にすっごい整備されてる!
ちなみに写真の正面にあるのは城ではなくて櫓です。櫓かっけえ〜〜〜っ!

東櫓は中が博物館として開放されているそうです。
ワクワクしながらさらに奥へと進むと・・・

見えてきました!
関東唯一の現存する櫓門「太鼓櫓門」!!!
太鼓櫓門とは、戦の時は矢や石落としなどの防御機能を備えている門で、平常時には時刻を告げる太鼓が備え付けられていたことからそう呼ばれるそうです。
お城が人々の生活インフラになってた、と聞くと、ちょっと心が震える感覚になるのはなぜでしょうか。
土浦城の太鼓櫓門は、関東で唯一、江戸時代のものがそのまま残っている貴重な建造物として大切に整備されています。


うっひょ!かっけえ〜〜〜〜っ!!
つい一人でニヤニヤしてしまうアラフィフ。
いや、やばいですよ、想像してた以上にかっこいいんだから。
ノンストップニヤニヤ。
水堀とのコントラスト、美しすぎます!

案内図を見ると、やはり駅前で想定した通り、城の範囲は今よりかなり広いですね。
駅前の現在の街の案内板と見比べてみてください。

小田原城のように、城下町ごと城壁で覆う「総構え」の造りです。
水戸街道の北と南を城門で守護していて、城内に街道が入り込んでいるのもおもしろい。街道の入りと出を、大名が管理していた、ということですから。
江戸時代、”徳川家の防御施設”として機能していた城でもあったことがわかります。
ちなみに、土浦城は戦国時代には”戦国最弱大名”小田氏や、佐竹氏の水運利権をめぐる争奪で城主交代が頻発します。
ずっと交通の要衝として存在価値が高く、戦が続き、桜川の氾濫にも耐え、今もなお残っていることが歴史の長さとありがたさを感じさせてちょっと泣けます😭
関ヶ原後は、結城秀康や土屋氏など、幕末まで徳川譜代大名の居城として土浦藩(石高9万5千石)が存続しました。
霞ヶ浦の水運と、江戸と欧州を結ぶ街道の拠点を押さえる位置づけで、交通・物流拠点として重要度が高かったのですね。。

城グルメ 「九万五千石」を本丸で食す
さて、一通りお城を見て感動したところで、おまちかねの”城グルメ”です。
今日は、こちら。

土浦銘菓「九万五千石」。
スタンプを押した「街かど蔵 大徳」で見つけました。
製造は明治36年(1903)創業の老舗・前島製菓。
名前は江戸期土浦藩の石高「九万五千石」に由来し、パッケージも石垣イメージが効いていて“城土産”として完璧!
土浦城・西櫓を見ながら、さっそくいただきます!

小粒でコロコロ、表面にザラメ結晶がキラキラ。
外カリッ → 中ややしっとり寄りで歯が疲れない。
これは、手が止まらない系(笑)。
歩き疲れた体にガツンと糖分を供給してくれます!
うまいっ!!!
城巡りの醍醐味はこの瞬間なのです。
城を見ながらいただく地元の名産品。
今日も美味しゅういただきました。
旅の締めはやっぱり蕎麦とビールのマリアージュ
かりんとうで栄養補給したので大満足で帰路に着きます。
あ〜、汗かいたな〜。
こりゃベスコンだな〜。
というわけで!

くう〜〜っ!!
いっちまったぜ、一人酒!
茨城の地ビール「常陸野ネストビール」と「筑波ハムのソーセージ盛り合わせ」!
いや、マジで最高か。
これが、土浦駅でいただけるなんて、至福以外の何者ですか。

いただいたのは、土浦駅ビル内の佐藤酒店。
ビール以外にも、地元の日本酒やワインなどが立ち飲みできて、おつまみと一緒に楽しむことができます。

気に入ったらその場で購入できるので、おすすめを見つけて誰かにお土産にすることも可能です。
いやマジ最高か。今日何度目の感動。
冷えたビールをいただいて、さあ帰ろうか、というところ。
む?
電車の時間まで、まだ数十分ある。
ソーセージで刺激された胃袋が、もうちょっと食べたいよ〜と言っている。

きちゃった。
土浦駅から徒歩1分、石挽蕎麦と串焼 一成さん。
プレモルと板わさって、たぶん親友だと思うんですよね。

ほんで、歩いた後のそばのうまいことよ。
訪問したお城や街の案内パンフレットを見ながら蕎麦をすする。
最近の私の至福の時。
なんと幸せな趣味に目覚めたのだろうと自分を褒めてやりたい。
めっちゃ満ち足りた気分で電車に乗り、心地よい疲労感と共に帰路についたのでした。
旅のまとめ
平将門伝説が旅の入口になり、歴史・地形・グルメ・地域文化が立体的に重なって見えてきた土浦行き。
洪水に悩まされた地形を味方につけた“浮かぶ亀城”。
戦国の攻防、江戸期の交通・物流拠点だった城のナワバリ(範囲)。
現存太鼓櫓門の存在感、そして”九万五千石”の甘み——
どれも土地の記憶を味わう手がかりとして最高でした。
次回は、東櫓で刀剣を鑑賞したいと思います!
(今回はぶっつけ出陣だったので、東櫓に刀剣があると知らずスルーしてしまった痛恨の極み。)
この次も、平将門のゆかりの地にちょっと行ってみたいところがあるので、茨城県に訪問する予定です。
なんか、好きになっちゃったもんで。茨城。
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今回のお土産グルメはこちら👇

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