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美術館級の作品をコレクションする楽しみ|駒井哲郎と日本オリジナル版画の魅力【買取井浦】

美術館に収蔵されているような作家の作品を、自分の部屋に飾る。

これは、オリジナル版画というジャンルならではの大きな魅力です。

油彩の大作や一点ものの名品は、なかなか個人で所有できるものではありません。
けれど版画であれば、美術館にも収蔵される重要作家の作品を、現実的なコレクションとして楽しめることがあります。

その代表的な存在のひとりが、駒井哲郎です。

ここでいう「美術館級」とは、美術館にも収蔵されるような重要作家のオリジナル版画、という意味です。
駒井哲郎の作品には、まさにその言葉がよく合います。

■ 駒井哲郎《束の間の幻影》という重要作

駒井哲郎は、戦後日本の銅版画を語るうえで欠かせない作家です。

1948年に発表された《束の間の幻影》は、日本の現代銅版画史における重要な作品として知られています。

銅版画の繊細な線。
幻想的で、どこか詩のような画面。
現実の風景というより、夢や記憶の中にあるような不思議な空間が広がっています。

石井コレクションより 出典: https://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/ishii/archives/5781 束の間の幻影 1951 サンドペーパーによるエッチング

この《束の間の幻影》は、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、福岡市美術館、横浜美術館、三重県立美術館、筑波大学石井コレクションなど、複数の美術館・大学コレクションに所蔵例が確認されています。

つまり駒井哲郎は、単に「市場で人気がある版画家」ではなく、美術館レベルでも評価されてきた作家です。

■ 美術館にある作家の作品を、手元に置くロマン

版画の面白さは、ここにあります。

美術館に収蔵されている代表作そのものではなくても、同じ作家のエッチングやアクアチント、版画集、詩画集の作品を、個人でコレクションできる可能性があります。

これはかなりロマンがあります。

駒井哲郎のように、日本の現代版画史において重要な位置にいる作家の作品を、日常の中で見ることができる。
壁に掛けて、毎日その線や黒の深さを眺めることができる。

「ミュージアムピースを生んだ作家の作品を、自分の手元に置ける」

これは、日本のオリジナル版画ならではの楽しみ方だと思います。

■ 日本のオリジナル版画の素晴らしさ

日本のオリジナル版画には、世界に誇れる作家がたくさんいます。

駒井哲郎はもちろん、長谷川潔、浜口陽三、浜田知明、山本容子、加山又造など、それぞれに違う魅力があります。

長谷川潔は、マニエール・ノワールと呼ばれるメゾチント表現を深めた作家。
浜口陽三は、カラーメゾチントによって、黒の中に果物や光を浮かび上がらせた作家。
駒井哲郎は、エッチングやアクアチントを通して、幻想的で詩的な銅版画の世界を切り拓いた作家です。

油彩や日本画とは違う、小さな紙の上の美術。
けれど、その密度はとても高い。

版画は「複製」と思われがちですが、オリジナル版画は、作家が版を通して表現したひとつの作品です。
サインやエディション番号を持ち、刷りや紙、状態によって一点ずつ見られ方も変わります。

そして、ここは少し現実的な話ですが、良い作家の良い版画は、ちゃんと市場で評価されます。

■ 詳しい記事はこちら

買取井浦のブログでは、駒井哲郎作品について、銅版画、エッチング、アクアチント、メゾチント、版画集、モノタイプなどの市場傾向を詳しく解説しています。

駒井哲郎作品をお持ちの方や、日本のオリジナル版画に関心のある方は、ぜひこちらをご覧ください。

▶ 駒井哲郎の買取・査定|銅版画・エッチング作品の市場価値を解説

https://art-kaitori-iura.online/komai-tetsuro-kaitori-satei/

■ ご相談は、売却前提でなくても大丈夫です

駒井哲郎作品は、技法、制作年、レゾネ番号、エディション、保存状態によって見られ方が変わります。

作品全体、サイン、エディション番号、レゾネ番号、エンボス印、版面、マージン、裏面、額裏、ケースや奥付、状態が気になる部分などの写真があると確認しやすくなります。

「これは駒井哲郎のどの技法なのか知りたい」
「レゾネ番号の見方が分からない」
「シミやヤケがあるけれど査定できるか確認したい」

そうした段階でのご相談も可能です。
無理に売却をおすすめするものではありませんので、まずは分かる範囲でお気軽にご相談ください。


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