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ネコとのわかれ【詩】

死にかけのネコをなでている
哀しみの時間がやってきて
ネコをつれてゆっくり歩き去る時には
どうか
やわらかかったネコの毛の
やわらかさ思い出せるように
死にかけのネコをなでている
おわかれの時の静かな くしゃみ 静寂にひとつこだまして
ネコはいつか天国へと持っていかれる
その時にせめて
ゴロゴロといっていた
肌触りの記憶を思い出したいから
ネコを
その背中を
しずかに
なでている

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