ちょっと悲しい 介護無職日記16
5月11日(月)〜5月17日(日)
毎週木曜日週イチでこの日記を上げていたが、前倒しで早めに上げてみた。
リアルな日に近づけてリアルな日記にならないかなと思って。
それとも今まで通り間をあけた方が冷静になれるのかな。
リアルは結構重い話ばかりなので、なるべくさらっと書いてるつもりだが、それでも続けてみると同じような病気病院の話ばかり。
それが本当に毎日毎日続くからこそつらいのだけど、それでいいのかなと葛藤はある。
昨日また介護殺人のニュースがあった。
81歳の夫が三十数年介護していた76歳の妻を殺した。
明日は我が身。
きっと、いつか、なんとかなる、なんて結局やってこないんだろうな。
妻が突然の便意。
というか時すでに遅し。
トイレでおしりをキレイに拭いた後、風呂場で汚れた服を洗う。下着は軽くすすいで捨てる。
しばらくなかったから油断していた。
でももう以前のように悲しくなったり虚しくなったりはない。
どちらかと言うと以前は泣きそうな顔で謝っていた妻がだんだんと無反応になってきていることの方がツラかったりする。
といいつつやっぱり切り替えたくて、午後懸案だった本棚移動を遂行する。
肉体労働。
一旦中の本をみな2階に上げる。
階段をどんだけ登って降りたのだろう。
空の本棚を予定位置に移動し、本日はここまで。
2階の本を戻すことはしばらく考えたくない。
病院のエレベーターの鏡に不用意に映ってしまった自分にがっくりする。
腹出すぎ。
長生きしたくないし、残りわずかな人生をストイックに生きたくもないが、このみすぼらしい
ヨレヨレの疲れ果ててるやつは誰だ。
そう思いながら焼き鳥を買って帰るやつは誰だ。
以前住んでた街の友人から近くまで行く用事ができたから日曜日会いたいとの連絡。
7年ぶり。
しかしその日は妻の誕生日でしかも神田伯山の独演会のチケット取っていた日。
なんでまたそんな日が重なるのか。
謝って断って再会を誓う。
親の介護が終わってからやろうと思っていたことがあまりに待てなくなって、少しずつ動きだしたらいろんなことも思いがけず動きだしてきた気がする。
妻の脳外科診察の日。
前回少し揉めて緊張して行ったが、別の医師だった。
ちょっと気がぬける。
妻を透析センターに預けて、また道の駅温泉に向かう。
このところ身体が重い。重くてバラバラな感じ。
ゆっくり湯に浸かり、大広間で迎えの時間まで寝る。
前の晩から母親がデイサービスを休みたいと何度も言ってくる。
風邪だというので体温を測ると35.6℃。
結局なんとか行ってくれて、施設のなんとか大会で優勝したといって機嫌よく戻ってきた。
最近そんな繰り返しばかりだ。
妻の誕生日、神田伯山独演会の日。
こういうおでかけは本当に久しぶりなので妻もウキウキしている。
退院が早まってよかった。
と喜んだのも最初のうちだけだった。
舞台が暗転するとソワソワしだし、中休み休憩のところでギブアップ。
もうダメ帰るーといってきかず、泣く泣く途中退席となった。
伯山さんごめんなさい。
外に出るとケロっとしている。
ずいぶん前に行った映画館でもオープニングで帰ったことがあった。
脳に障害ができるとこういう場は厳しいのかな。
誕生日だからと持ち帰り寿司を買って帰る。
ふー。
考えちゃいけないけど、考えても無駄だけど、誰のせいでもないけど、酔いもあって、俺の人生なんなんだとどんどん虚しくなってしまった。
デパスを3つ飲んで早く布団に入る。
