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発達障害の卒論を書いたら歯がまあまあピカピカになった話

発達障害をテーマに卒論を書きました。そうしたら、歯がまあまあピカピカになりました。おどろきの効果です。

それはなぜか?

発達障害あるあるで、私も子供の頃から遅刻や時間のミスを繰り返してきました。これをどうしたらいいか調べてみたら、「時間知覚機能」の機能不全説が、発達障害の研究界隈でブームになっているようでした。英語なので何を言っているのかよくわかりませんが、流行っているんだな、やたらと細かく測っているんだな、それをフィードバックするとよさそうだな、というのがなんとなく読み取れたような気がしました。

そこで!

飲み物をとって戻ってくる、トイレにいって帰ってくる、ごろごろうだうだひるねする、ありとあらゆる時間をストップウォッチを測り、記録してみました。そうしたら、だんだんそこに時間が「ある」事がわかるようになってきました。これすっごい不思議な感覚です。

「歯磨き」ができるようになった・・・!?

以前は、一本だけ熱心に磨いてあとは適当で、歯石が詰まるし、茶渋で茶色くなるし、虫歯になるし、大変でした。そこでめっちゃ試行錯誤した結果、タイマーで30秒ずつ右上、左上、右下、左下、前上、前下、フロス、うがいとすることで満遍なく磨けるようになり、虫歯や着色がへりました。真っ白ではないですが、そこそこまあまあピカピカです。

そして、先月のNewton 11月号の発達障害特集にのっていました

定型発達の人は、時計などの手がかりがなくても、「一定の時間の長さを予想する(時間再生)」「ある刺激の時間の長短を感じる(時間弁別)」といったことが容易にできます。ところが、多くのADHDの人にとっては、時間再生も時間弁別も苦手であることが、複数の実験で示されています。

(蟹江&西村, Newton , 2024年11月号, 発達障害の脳科学)

「一定の時間の長さを予想する(時間再生)」「ある刺激の時間の長短を感じる(時間弁別)」がまるっきりできていない、それをタイマーで補助すると磨ける、という事なんですね。

タイマーで測り、記録をして、時間が「ある」ことがようやくなんとなく感じ取れる。これが時間・・・。新感覚・・・。いくらがんばってもできなかった事にも納得です。試しにタイマーなしで磨いてみると、一瞬で終わってしまいます。口に入れてシャカシャカっとして満足してしまうんです。

ということは、時間知覚がうまく働いている人は、タイマーなしでもバランスよく磨けているのではないでしょうか。うまく磨けている人と比べて、実証実験してみたいです。

いやーまさか、卒論を書いたら歯がそこそこピカピカになるとは。科学の力はすごいって思いました。

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