地域によって異なる非標準形~タヌキ注意標識
(214の2) 「動物が飛び出すおそれあり」警戒標識 (いわゆる「動物注意」標識) において標準形4種類があるうちのひとつ「タヌキ」は、動物のうちシカに次いで全国で2番めに多い図柄となっている。
標準形があるため、設置されている標識の多くは標準形であるが、中にはなぜか別の図柄を設置している地域もある。
この記事ではタヌキ注意標識の図柄の種類について掘り下げる。

標準形にもバリエーション
まずは標準形。標準形はタヌキ図柄の動物注意の約8割を占める。高速道路や郊外の幹線道路、そして大都市圏内でも見ることができる。北海道と四国では数が少ない。

タヌキの標準形は高速道路株式会社や国土交通省、都道府県に加えて市区町村も設置している。
顔や尻尾を見ると、目の大きさや色、耳の形 (丸 or 三角、白抜きあり)、ヒゲの有無など細かいパーツの形が違うものもある。



2019年に独自の図柄から標準に変更

目が白く塗られ、耳は丸い

本体の色が赤茶色
非標準形で多い図柄
標準形またはそれに近い図柄と異なる「非標準形」については、約2割が該当する。
非標準形でも、数多く設置されている図柄がいくつか存在する。ここでは、全国で1基、または対で2基または少数あるようなものは紹介を省く。
ネズミのようなタヌキ図柄
非標準形のうち、突出して多く比較的広範囲に設置されているのは、「ネズミのようなタヌキ図柄」の標識である。
福井、京都、兵庫、鳥取、徳島、愛媛、高知といった近畿・中国・四国地方の7府県などで見られ、設置者も府県、高速道路株式会社など、さまざまである。30数基程度が設置されており、全体の約5~6%程度である。
四国では標準形よりもこちらの図柄のほうがメジャーである。

「ネズミのようなタヌキ図柄」
近畿・中国・四国地方の7府県などで見られる。
非標準形で複数の道路管理者により設置されている図柄はこの図柄のみである。
白いタヌキ図柄
神奈川県の川崎市、横浜市の国道 (国道246号および国道16号)には、白いタヌキ図柄の「動物飛び出し注意」標識が合計6基設置されている。
川崎市に設置されているものも含め、設置者は国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所である。


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