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アメリカIvyLeague視察団に参加した感想

(Xのフォロワーの皆様に先行公開していた内容と同じです。)
全国統一小学生テストの小学4年生・春の褒賞は、アメリカIvy League視察団です。我が家も参加することができたのでその振り返り記事になります。

我が家が参加した年は、ジュニア算数オリンピックのファイナルと日程が重なっていました。どちらを選ぶか非常に悩みましたが、子供は最終的にIvy League視察団への参加を選びました。

改めて振り返ってみて、1か月半から2か月ほど通常のペースで勉強できなかったことを考慮しても、Ivy League視察団を選んで良かったと思っています。


参加前から始まる研修

視察団自体の日程は10日間ですが、研修は出発の約1か月前から始まります。

研修プログラムに関するテーマについて調査し、自分の意見を書く作文課題が複数出されます。非常に重い課題で、子供は合計で原稿用紙20枚以上書きました。

我が家ではこの作文課題にかなり時間がかかり、その期間は通常の勉強がまったくできませんでした。塾に通っていない我が家でこの状況だったので、塾の授業や宿題と並行して取り組んだお子さんは、本当に大変だったのではないかと思います。

ただ、この作文課題を通して、子供の

  • 調べる力

  • 情報をまとめる力

  • 自分の意見を言語化する力

は大きく伸びました。

以前は、作文を書こうとしてもなかなか手が動かず、書き始めるまでに時間がかかることがありました。しかし、この研修後は「書けなくて手が止まる」ということがほとんどなくなりました。

言語化する力が伸びた

アメリカでは、現地の大学などで活躍されている日本人の先生方の講義を連日受けることができます。また、国連本部やスミソニアン航空宇宙博物館などの見学も行います。

さらに、全国から集まった非常に高い学力を持つ小学4年生の子どもたちと、10日間にわたって毎日意見を交わします。講義を聞くだけではなく、自分で考え、自分の言葉で伝え、ほかの子の意見を聞く。その繰り返しによって、言語化する力がさらに伸びたと感じています。

事前にスケジュールを見たときは、あまりの過密さに親の方がぎょっとしましたが、本人は帰国後、

「楽しかった! もう一回行きたい!」

と言っていました。

あまりにも忙しい日程だったため、移動中のバスで寝ることも覚えました。

将来の目標を持てるようになった

もう一つ大きかったのは、自分の将来について考える機会を得られたことです。

研修の最終日には、研修中に考え抜いた自分の夢について発表する「決意表明」があります。

参加前は、ある種の「洗脳🍄」イベントなのではないかと少々警戒していました。しかし実際には、自分の将来と向き合い、自分なりの目標を考えるための良い機会になりました。

それまで子供が持っていて、明確に見えていたのは、

「検定試験に合格する」
「大会で入賞する」

といった、比較的短期的な目標が中心でした。

しかし、研修を通して、それらの努力が将来の目標につながっていることを意識できるようになり、以前よりも将来のイメージを持って努力するようになりました。

一方で、子供は「一度決めた目標や夢は変えてはいけない」と受け止めてしまったようで、研修後、ほかにやりたいことが見つかったときに悩んでいました。

このあたりは、

「一度決めた夢を変えてもいい」
「成長するにつれて、夢の形が変わるのは自然なことだよ」

と、親が伝えてあげるとよいのかなと思います。

長く付き合える仲間ができた

Ivy League視察団への参加を通して、仲間ができたことも大きな財産です。

視察団に参加したお子さんたちとは、その後も模試や算数オリンピック、各種イベントや決勝大会などで会う機会があります。

それ以前にも同じ会場にいたことはあったはずですが、視察団で一緒に過ごしたことで、お互いを認識できるようになりました。

おそらく中学生以降も、もしかすると大人になってからもさまざまな場所で再会することになるのではないかと思います。互いに切磋琢磨できる、長い付き合いの仲間になるのかもしれません。

また、子どもを通して保護者同士にもつながりができました。全国統一小学生テストの決勝大会で親同士が話していると、子どもが過去のIvy League視察団参加者だった、ということもあります。

子供が参加した年には、保護者のLINEグループも作られました。ほかの年度でも同様なのかは分かりませんが、親にとっても貴重なつながりになりました。

ただし、通常の勉強ができず、成績は落ちた

良かったことだけでなく、大変だったことについても書いておきます。

子供は、2か月近く通常のペースで勉強できなかったこともあり、夏休み明けには成績が落ちました。

夏休みは、周囲のお子さんたちも夏期講習などで非常に頑張っています。子供には先取り学習による1年以上の貯金がありましたが、それでも成績は落ちました。

これは、親である私にとっても良い経験になりました。

少し勉強のペースを落としただけでも、努力を続けている子どもたちとの差はあっという間に縮まったり、広がったりします。改めて、日々勉強を頑張っている子どもたちは本当にすごいと感じました。(本当に尊敬します。)

ただ、一時的に成績が落ちたとしても、その後の努力によって少しずつ戻していくことはできます。

焦って勉強量を急に増やすのではなく、まずはお子さんを信じて、再び学習のペースを作れるように親が支えてあげることが大切なのではないかと思います。

また、我が家の場合は、長期的に見ると、成績が落ちたこと自体もプラスになりました。子供は本気で悔しかったようで、この経験をきっかけに平日も継続して勉強するようになりました。

我が家はIvy League視察団を選んで良かった

時間がたってから振り返ってみても、我が家はIvy League視察団を選んで良かったと思っています。

もちろん、同じ状況で別の予定を選んだご家庭を否定するものではありません。

ジュニア算数オリンピックのファイナルをはじめ、そのときにしか参加できない大切な機会はほかにもあります。また、渡航時期のアメリカの状況など、不安に感じることもあると思います。

この記事は、あくまで我が家が参加した際の感想として、選択を考える際の参考にしていただければと思います。Ivy League視察団については、参加前に調べても体験談がほとんど見つからなかったため、今回まとめることにしました。

このような貴重な体験の機会を用意してくださった四谷大塚には、感謝しかありません。

また、子供の成長だけではなく、親として自分の子どもをどのように支えていくのかを改めて考える機会にもなりました。

最後になりますが、帰国後、お子さんはきっと研修中の出来事をたくさん話してくれると思います。

ぜひ時間を取って、たくさんたくさん話を聞いてあげてください😆

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