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息子が学校に行けなくなった日①|「学校以外でも学べる」と夫が言った


息子がオンラインスクールという学び方にたどり着くまでには、長い時間とたくさんの葛藤がありました。

今振り返ると、その始まりは小学校入学後の小さな変化でした。

「学校には行くもの」
「できるなら普通に通ってほしい」

親なら、きっと一度はそう願うのではないでしょうか。

私たち家族も、最初からオンラインスクールという選択肢を考えていたわけではありません。

小学校に入学してから1学期。

息子は新しい環境の中で、一生懸命頑張っていました。

休むこともありましたが、それでも一人で学校へ通っていました。

しかし、入学後からチック症の症状が出始め、夜中に何度も起きることもありました。

今思えば、息子は小さな体でたくさん無理をして頑張っていたのだと思います。

そして小学1年生の2学期。

今でも忘れられない朝があります。

私は仕事があったため、先に家を出ました。

その日は夫が息子を学校へ送り出す日でした。

でも、息子の表情は暗く、下を向いて歩いていたそうです。

そんな息子の姿を見た夫は、途中まで一緒に歩きました。

そして息子にこう伝えました。

「今日は学校を休もう」
「毎日、無理して行かなくてもいい」

夫には、そう言わずにはいられない理由がありました。

夫自身、小学生の頃につらい経験があり、息子の姿に自分を重ねていたのです。

だからこそ、今の息子に「頑張って学校へ行け」と簡単には言えませんでした。

その時、夫は心に決めたそうです。

「息子のことは家族で乗り越えよう」
「もし学校にずっと行けなくても、学ぶ方法はいくらでもある」

この言葉が、後にオンラインスクールという選択肢につながっていきます。

今だから思います。

あの日、無理に学校へ行かせなくて良かった。

息子に必要だったのは、背中を押すことではなく、安心して立ち止まれる場所だったのかもしれません。

その後、1年生の2学期から2年生の1学期まで母子登校が始まりました。

毎朝、息子と一緒に学校へ向かう日々。

そこで私たち家族が経験したこと、感じたことについては、次回書きたいと思います。

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