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『一年の計は熊本電鉄にあり』運転士不足により減便…社会的な優先順位の問題も


🎧【ニュース515+plus】  2025年1月17日放送分

*今回の内容、簡単まとめ!(ゲストコメンテーター:斉場俊之さん)

公共交通の未来を考える――熊本電鉄に見る地域課題と優先順位

🔶熊本電鉄の減便問題
熊本電鉄は電車の本数を25%削減します。現在の朝晩15分間隔、昼間30分間隔の運行が、それぞれ20分間隔と40分間隔へと変更される予定です。この変更は、運転士不足による措置です。斉場さんは、「この10分の差は利用者にとって非常に大きい」と指摘し、地域の移動手段としての公共交通の重要性を訴えました。

🔶人口増加と交通の不均衡
合志市では人口が増加しているにもかかわらず、公共交通の便数が減少するという矛盾した状況が生まれています。斉場さんは、「本来、人が増えれば交通需要が増え便数を増やすべきです。しかし現状は逆の方向に進んでいる」と問題提起しました。

🔶公共交通を支える仕組みの欠如
公共交通の維持には、運転士の待遇改善や働きやすい環境整備が必要です。熊本電鉄は土日休みの運転士募集などの対策を講じていますが、地方では都市部に比べて人材確保が難しい状況があります。この点について斉場さんは、「地方での人材不足を補うには、行政が積極的に支援し、公共交通を支える仕組みを構築する必要がある」と述べました。

🔶優先順位の見直しが必要
公共交通の維持が難しい背景には、社会的な優先順位の問題があると斉場さんは指摘します。税収が過去最高を記録しているにもかかわらず、インフラを支える職業や公共交通への予算配分が十分ではありません。この現状について、斉場さんは「エッセンシャルワーカーや公共交通のような、お金にならないけれど必要なものを支える考え方が欠如している」と述べました。

🔶私たちにできること
斉場さんは、地域住民としても公共交通の問題に関心を持ち、選挙などを通じて必要な施策を実現できるリーダーを選ぶ重要性を説きました。「お金にならないけれども必要なこと」に光を当てる一年にしたいと語り、この問題への継続的な議論の必要性を強調しました。

🔶まとめ
熊本電鉄の減便問題は、公共交通の重要性とその支援体制の不足を浮き彫りにしました。地域交通の維持は、単なる利便性の問題にとどまらず、社会の優先順位を問い直す課題でもあります。私たち一人一人が、この問題に対する意識を高め、行動する必要があるといえるでしょう。

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【2025年1月】
第2金曜日・・・映画解説・研究者 上妻祥浩さん
◎第3金曜日・・・ライブ配信ディレクター 斉場俊之さん
第4金曜日・・・熊本市立出水南中学校 校長 田中慎一朗さん
第5金曜日・・・元RKKアナウンサー 宮脇利充さん

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