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長野県黒姫山で早朝に鳴くヒグラシの声をフィールドレコーディングしてきました

今年は自作2次アンビソニックマイクで何でも録音してみようということで、4月、6月、7月、そして8月と長野県黒姫山に何度も足を運び、季節の変化を感じながら、録音手法のブラッシュアップに努めてきました。まさにフィールドレコーディング武者修行。

お盆休みを使った長野弾丸バスツアーとなりましたが、せっかくなので、東京に戻ってきた勢いのまま、動画を完成させました!

自作立体音響マイクで捉える長野・黒姫山 ヒグラシが鳴く夏の森の音風景

春は森の中を鳥の鳴き声が支配していましたが、夏は何と言っても虫の鳴き声です。

ヒグラシといえば「夕方の哀愁ある鳴き声」のイメージが強いですが、夏の早朝、日の出前後のごく短い時間帯にも一斉に鳴き交わす習性があります。

耳を澄ますと、ヒグラシの鳴き声以外にも、鳥たちの朝のさえずり、キツツキのドラミング、他の虫たちの声も聴こえます。是非、聴いてみてください。

Recording Notes

機材紹介です。最近の私の録音では必ず登場する、自作の2次アンビソニックマイク。8個のマイクカプセルが均等に配置されており、360度全方位の3D音場を捉えることができます。

ウニのような形をしたマイクヘッドが特徴です

マイクは「ウインドジャマー」という風よけと、「ショックマウント」という振動ノイズを減らすためのサスペンションを装着して、約2.5メートルの高さに設置します。

ウインドジャマーとショックマウントを装着したマイク

マイクはスタンドを使って森の中に設置します。約2.5メートルという高さは、森の木々に比べると大した高さではありませんが、それでも地上とは違った上空の音が収録出来ます。

マイクスタンドを森の中に設置した様子

今回採用したマイクプリアンプは、RME OctaMic XTC。遠隔地からリモートでゲインコントロールできる8chマイクプリアンプで、ラックマウントタイプの機材ですが、持ち運びしやすい小型軽量モデルです。

森の中に設置したRME。朝露に濡れている
紫色の細いケーブルが光ファイバーケーブル

録音は遠隔地からPCを使って録音します。マイクの場所とPCの場所は数十メートル離れていますが、光ファイバーケーブルを経由して、現地から劣化がないデジタル音声がPCまで届きます。

マイク付近で作業をすると、自分の足音や作業音をマイクが拾ってしまいますが、遠隔地からのリモート録音だと、そういったことに気を取られず、リアルタイムで録音している音を聴いて作業に集中できます。使っている録音ソフトはPro Toolsです。

録音用に用意したPC
光ファイバーケーブル。これで50メートルありますが重さは348g
シルバーのアルミ製のマイクボディはなんとなく自然風景にも馴染んでいると思っている
朝の4時から録音するので、実際は真っ暗です

季節ごとの黒姫山の音

他の季節の黒姫山の音も動画で公開していますので、よかったら聴いてくださいね。

森の音風景 2026年6月7日

鳥たちのさえずりが賑やかな初夏の森の音です。

黒姫山の植物 2026年6月

長野県黒姫山の38種類の植物たち。

黒姫山のふもと 鳥の声 2026年4月11日

まだ、木々に新芽が出る前の季節です。まだ、あまり鳥が鳴いてくれなかったので、動画冒頭に、ひまわりの種を食べに餌場にやってくるゴジュウカラ、コガラ、ヤマガラのサービスカットを挿入しておきました。

2025年夏

ひぐらしの鳴き声と周辺に自生する植物たち

自作Ambisonicマイクについては、継続的にマガジンで連載中です。

#Ambisonics
#Ambisonicマイク自作プロジェクト

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Ryo Kimura こんな一番下まで読んでくれてありがとう!モノ作りの楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。これからも体を張ってなんか作りますね。君の応援が俺のやる気を倍増させる!