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【飛鳥II 2024 世界一周】68日目その2:鰻重はパナマ運河通航の定番ランチだそうです

2024年6月11日、飛鳥IIはパナマ運河を通峡しました。
68日目の続きの出来事について
、お話します。


みずうみとすいろ

がとぅん

ガトゥン湖(Lago Gatún)は、海抜26mにある人造湖です。
1907年から1913年にかけて、パナマ運河に隣接して流れるチャグレス川(Río Chagres)にガトゥンダムを造成してできました。
水源は降雨で、水質が非常に良く、パナマ市の上水道の水源として利用されています。
完成当時は、人工湖としてもダムとしても世界最大だったそうです。
目の前に広がる湖を見ていると、人工湖とは思えないほどとても広くて、びっくりしました。
ちなみに面積は425平方キロメートルで、琵琶湖の約3分の2の大きさです。

ボートツアーの方々を見かけました。
ガトゥン湖ツアーでは、湖の航行や熱帯雨林に住む野生動物の観測などができるようです。
ちなみにパナマ運河では、運が良ければ、ワニ、オオハシ、イグアナ、カメ、鳥、猿などに会えるそうです。

おひる

昼食は、鰻重、キャベツとじゃこの煮浸し、肝吸い、はりはり漬けでした。
「鰻のようにスルスルと滞りなく通り抜けられるように」と願いを込めて、パナマ運河を通峡する日は必ず「鰻重」なのだそうです。
おもしろい験担ぎですね(笑)。
無事に通り抜けますようにと思いながら、美味しくいただきました。

ちょうぼう

雨が止んだので、昼食後はデッキへ出て景色を眺めることにしました。
ダムがある場所らしく電線が多い場所があったり、ワニが出てきそうな場所があったり、ドラム缶が集まってたり、工業地帯が見えたりと、景色が次々に変わっていくので見ていて楽しかったです。

くれぶら

ガトゥン湖を抜け、ガンボア(Gamboa)の街を過ぎると、クレブラカット(Culebra Cut)(旧ゲイラードカット(Gaillard Cut))という水路に入ります。
ここはパナマ運河の最も狭い部分で、パナマ地峡の中央山脈の石灰岩を掘削して作られた人工の谷です。
クレブラとは、この運河が切り開いている山脈の名前で、元々は運河自体にも使われていました。
以前の名称であるゲイラードカットは、掘削を指揮した米軍のデイビッド・デュ・ボーズ・ゲイラード(David du Bose Gaillard)大佐の名前に由来していますが、2000年に運河がパナマへ引き渡された際に名称が変更されたそうです。
閘門だけでなく、このような狭い水路もあるので、操縦士さんにとってパナマ運河の航行はとても難しそうだなぁと思いました。

はし

パナマ運河を横断する3つの橋のひとつ、センテナリオ橋(Puente Centenario)です。
もうひとつの橋である アメリカ橋(Puente de las Américas)の交通渋滞緩和と、パンアメリカンハイウェイ(Pan-American Highway)の代替ルートとして建設されました。
橋の名前は、工事が完成した2003年がパナマ共和国建国100周年だったことにちなんで名付けられました。
なお、開通は2004年です。
運河の入口付近で通ったアトランティコ橋と同様、橋の下を通るとその大きさに圧倒されました。
橋をくぐっていくときの景色は、何度見てもワクワクします。

てつどう

橋を過ぎると、遠くにペドロ・ミゲル閘門(Pedro Miguel Lock)が見えてきました。
船上では着々と閘門通過の作業が進められています。

そんな中、進行方向左手に列車を発見し、テンションがめっちゃ上がりました。

パナマ運河鉄道会社(Panama Canal Railway Company、PCRCの列車で、首都パナマ市とカリブ海の港町コロン市を結び、乗客と貨物の輸送を行っています。
こちらは、世界最古かつ最短の大陸横断鉄道であるパナマ地峡鉄道(Panama Canal Railway)の後身だそうです。
パナマ地峡鉄道は、より確実な大洋間の連絡手段を作るために、アメリカ合衆国によって建設され、1855年に開通しました。
その後、1900年代初頭のパナマ運河建設に合わせてルートが変更されました。
1914年にパナマ運河が開通し、さらに北米大陸の大陸横断鉄道網が整備されたことにより、この鉄道は次第に利用されなくなっていったそうです。
1979年にアメリカ合衆国からパナマ政府へ管理が移され、一時は放置された状態になったこともありましたが、1998年にパナマ政府は鉄道の管理を民間のパナマ運河鉄道会社に移管し、2001年に運行が再開されました。
歴史のある鉄道の列車を見ることができて、とても嬉しかったです。

動画も撮影しましたので、よろしければご覧ください。

ぺどろ・みげる

ペドロ・ミゲル閘門は、3つの閘門の中で最も小さい閘門です。
閘室が1つ、レーンが2つあり、揚程は 31フィート(9.4 m)です。
閘門の近くには、通航をサポートするタグボートなどが停泊していました。

ガトゥン閘門と同様に、電気機関車を用いて船を閘室へ引き入れ、入口のゲートを閉めて注水し、水面の高さが同じになると出口ゲートが開いて先に進む、という流れで水位を上下させて船を通過させています。
ガトゥン閘門では雨の中でしたが、今回は雨が止んでいたのでゆっくり通過の経過を見ることができました。

ペドロ・ミゲル閘門の通航をタイムラプス動画撮影しましたので、よろしければご覧ください。

おわりに

飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ 68日目の続きの出来事について、お話しました。

広大なガトゥン湖を航行し、「滞りなく通過できますように」と願掛けしながら鰻重をいただきました。
運河で最も狭いクレブラカットを抜け、センテナリオ橋の下を通過し、パナマ運河鉄道の列車にも出会うことができました。
ペドロ・ミゲル閘門では、ガトゥン閘門に続き、閘門の仕組みを間近で見学することができました。
パナマ運河の技術に感心し、鰻の験担ぎにも納得の航行となりました。

次は、68日目の続きの出来事について、お話します。


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