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映画🎬死にゆく者への祈り(原題:A Prayer for the Dying)

映画🎬死にゆく者への祈り
(原題:A Prayer for the Dying)

製作年:1987年
製作国:イギリス・アメリカ

監督:マイク・ホッジス
脚本:エドモンド・ワード、マーティン・リンチ
原作:ジャック・ヒギンズ

キャスト
マーティン・ファロン:ミッキー・ローク
マイケル・ダ・コスタ神父:ボブ・ホスキンス
ジャック・ミーアン:アラン・ベイツ
アンナ:サミ・デイヴィス
ビリー・ミーアン:クリストファー・フルフォード
リーアム・ドチェッティ:リーアム・ニーソン
シヴォーン・ドノヴァン:アリソン・ドゥーディ
ジェニー・フォックス:カミーユ・コドゥリ


あらすじ
IRAの一員として活動していたマーティン・ファロンは、英国軍車両を狙った爆破作戦で、誤ってスクールバスを巻き込み、多くの子供たちを犠牲にしてしまいます。
深い罪悪感を抱えた彼は組織を離れ、過去を捨てて国外へ逃れようとロンドンへ向かいます。
渡航に必要な金と偽造旅券を得る条件として、裏社会を支配するジャック・ミーアンから暗殺を依頼されます。
最後の仕事と決めて標的を射殺したファロンでしたが、
その現場をマイケル・ダ・コスタ神父に目撃されます。
彼は神父を殺す代わりに、告解の秘密を利用して沈黙を求めます。
やがて神父の姪アンナと親しくなりますが、IRAとミーアン一味の双方が彼を追い、教会にも危険が迫っていきます。



暴力の中に生きてきたマーティン・ファロンは、罪から逃れるためにロンドンへ来たはずでした。
しかし彼が求めているものは、国外へ渡るための旅券だけではありません。
ミッキー・ロークが演じるファロンの瞳には、消すことのできない記憶と、それでも人間として救われたいという切実な願いが宿っています。
本作の中心にあるのは、ファロンとダ・コスタ神父の対話です。
殺人を目撃した神父を黙らせるため、ファロンは告解室へ入り、自分が犯人であると告白します。
神聖な告解を口封じの手段に使う彼に対し、神父は怒りを隠しません。
罪を認めることと、罪から逃れるために告白を利用することは同じではない。
その厳しさが、二人の関係に緊張を与えています。
神父はファロンを安易に慰めず、過去を忘れさせようともしません。
一方で、彼をただの殺人者として切り捨てることもありません。
自らも軍人として人を殺した記憶を持つ神父だからこそ、暴力の重さを観念ではなく、自身の痛みとして知っています。
二人の言葉の間には、信仰を持つ者と失った者という単純な境界を超えた、傷を抱える人間同士の静かな理解が流れています。
初めの告解は、沈黙を強いるための偽りに近いものでした。
それでも神父との対話を重ねるうちに、ファロンの中で告白の意味は少しずつ変わっていきます。
赦しとは、犯した行為をなかったことにするものではなく、自らの罪を引き受けた者が、最後にどのような人間であろうとするのかを問い続けることなのかもしれません。
陰影に満ちた映像とビル・コンティの哀切な音楽の中で、
ミッキー・ロークの美しい瞳が、言葉以上にファロンの内面を語ります。
罪は消えず、失われた命も戻りません。
それでも人は、最後の瞬間まで自分の立つ場所を選ぶことができる。
その小さな可能性に祈りを捧げる、忘れ難い作品です。

赦しは 死の間際にようやく届く祈り


✨✨✨✨✨


見に来てくださってありがとうございます💕🙏💕
みなさんと映画のお話が出来てとても幸せです💕りさ💕



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