映画🎬ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(原題:Twin Peaks: Fire Walk with Me)
映画🎬ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間
(原題:Twin Peaks: Fire Walk with Me)
製作年:1992年
製作国:アメリカ・フランス
監督:デイヴィッド・リンチ
脚本:デイヴィッド・リンチ、ロバート・エンゲルス
キャスト
ローラ・パーマー:シェリル・リー
リーランド・パーマー:レイ・ワイズ
セーラ・パーマー:グレイス・ザブリスキー
フィリップ・ジェフリーズ:デヴィッド・ボウイ
チェット・デズモンド:クリス・アイザック
サム・スタンリー:キーファー・サザーランド
アルバート・ローゼンフィールド:ミゲル・フェラー
ゴードン・コール:デイヴィッド・リンチ
デイル・クーパー:カイル・マクラクラン
あらすじ
ワシントン州の小さな町ディア・メドウで、17歳の少女テレサ・バンクスの遺体が発見されます。
FBI特別捜査官チェット・デズモンドは、奇妙な暗号めいた手がかりを追いますが、捜査の途中で忽然と姿を消します。
それから1年後。
ツイン・ピークスに暮らす高校生ローラ・パーマーは、周囲から明るく美しい少女として見られる一方、誰にも明かせない秘密と深い恐怖を抱えていました。
薬物、奔放な交友関係、繰り返される悪夢。そして彼女につきまとう謎の存在“ボブ”。
少しずつ日常と悪夢の境界が崩れていくなか、ローラは自分を取り巻く恐怖の正体へと近づいていきます。
『ツイン・ピークス』という作品世界には、いつも奇妙な二重性があります。
美しい森、静かな住宅街、温かな家庭、若者たちの笑顔。
その穏やかな表面を一枚めくると、そこには暴力と欲望、秘密と恐怖が息を潜めています。
本作でデイヴィッド・リンチが見つめるのは、その世界の中心に置かれていたローラ・パーマーという一人の少女です。
テレビシリーズでは「死んだ少女」として語られてきた彼女が、ここでは笑い、怒り、怯え、愛を求め、必死に生きています。
シェリル・リーの演技が圧倒的です。
明るく振る舞う表情の奥に、誰にも助けを求められない孤独と恐怖が絶えず潜んでいます。
リンチはローラを単純な犠牲者として描きません。
彼女自身にも矛盾があり、衝動があり、自らを傷つけるような行動もあります。
しかし、その混乱を「少女の問題」として片づけず、その背景に存在する暴力と支配を丹念に映し出していきます。
とりわけ恐ろしいのは、異界そのものよりも、安心できるはずの日常の内部へ恐怖が入り込んでいることです。
家庭という最も近い場所、愛情という最も信じたいもの。
その輪郭が少しずつ歪んでいくことで、ローラには逃げ込める場所がなくなっていきます。
赤い部屋、森、電気、炎、不可解な言葉。リンチ特有の象徴表現は、現実と幻想を分けるためではなく、ローラが感じている恐怖そのものを映像に変換しているように見えます。
だからこそ本作は、単なるミステリーの前日譚ではありません。
一人の少女が、誰にも見えない場所で何と闘っていたのか。
その声にならない痛みを、悪夢のような映像の奥から静かに拾い上げていく物語です。
少女の祈りは夜の森に溶け やがて世界の裂け目となる
✨✨✨✨✨
見に来てくださってありがとうございます💕🙏💕
みなさんと映画のお話が出来てとても幸せです💕りさ💕
