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黒を着てればいいってもんじゃない。でも・・・

夏の終わりくらいからだったと思う。気づけば黒い服にばかり目がいくようになっていた。

今まで赤、ピンク、ブルー、紫、緑、オレンジなど単色はもちろん柄ものの服をベージュやネイビー、グレーの服に合わせて着るのがここ数年、私の定番だった。

例えばネイビーのスーツに白やピンクを合わせたり。

ピンクや紫、赤などを差し色にしてベージュやネイビーと組み合わせるのが大好きだった。

だけど。突然、黒が気になり出した。

黒が着たい。

柄ものに目がいかなくなった。服にインパクトや配色の美しさを求めなくなった。夏の終わりから秋冬の服をかなり購入したが、ほとんど黒。たまにブルーグレーやベージュ。

少し前の私ならシンプルすぎてつまらない、と感じてしまうような真っ黒なコーディネート。

今日だって黒のアウター、黒のハイネック、クロのパンツに素足にヒールのあるベージュの靴。ゴールドのアクセサリーを少しつけてマスクとメガネで買い物。

長い間こだわっていた配色やデザインの服は今でも好きだけど、着なくなってしまった。

昔、全身黒の装いを見てあまり好きになれなかった。つまらない、とかなぜ真っ黒?って思っていた。

でも今の私は朝起きて着替える時、クローゼットに並ぶ黒い服を見てコーディネートを楽しんでいる。そして何故か黒いコーディネートは身軽に感じるし楽しいのだ。

黒を着てればいいってもんじゃないけど、今すごく服を着ることが楽しい!





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