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修了考査は何月から勉強すべき?“不合格”リスクを徹底解説

「修了考査は普通にやっていれば受かる」
「試験の1カ月前から勉強して合格した」
といった話を聞いて、そこまでハードルの高い試験ではないと思っている方もいるかもしれません。

確かに合格率は60~70%付近を推移しており、短答・論文に比べると競争率は下がります。

しかし、裏を返すと30~40%は落ちる試験なわけです。
また落ちることによる思わぬデメリットも存在します。

「もっと早く勉強を始めていれば…」
とならないよう、本記事では、修了考査の重要性と勉強スケジュールについてを解説します。


修了考査不合格のリスク

3回落ちるともう一度短答からになってしまう論文式試験とは異なり、修了考査は何度でも受験することができます。

しかし、だからといってリスクが全くないというわけではありません。

シニアに昇格できないリスク


シニアへの昇格要件に
「公認会計士登録をすること」
を定めている監査法人も少なくありません。

修了考査に合格できないと会計士登録をすることはできないため、必然的に昇進のタイミングが遅れることになります。

スタッフとシニアスタッフではそれなりに給与の金額にも差があるため、1年合格が遅れることによる金銭的ダメージも大きいです。

転職タイミングを逃すリスク

「修了考査に合格したら転職をしよう」と考えている方も一定数いらっしゃるはずです。

修了考査合格を節目にしてる理由は色々あるかもしれませんが
”修了考査のための試験休暇の存在”

が大きな理由の1つとして考えられます。

監査法人以外の組織だと、試験休暇を付与してくれる会社はなかなかありません。

また法定の有給休暇があったとしても試験前に2~3週間の長期で休暇を取ることはそれなりの高いードルがあるはずです。

修了考査に合格することを考えると、監査法人に残る方が確実性が増すため、合格までの間は転職を先延ばしにする方が多い傾向にあります。

何月から勉強を始める?各科目と勉強スケジュール


試験自体は都市によって日程が異なりますが、例年12月に実施されています。

ある程度余裕を持つのであれば、半年前には勉強を始めておくのがオススメです。
どんなに遅くても夏ごろまでには始めておきましょう。

ぱっと見た感じ、論文と科目大きく変わらないから、直前で始めても間に合いそう

と思うかもしれません。

しかし、論文の範囲を思い出す時間も必要であることに加えて、会計実務のIFRSや税務実務の資産税などの追加範囲の分量も多いです。
そのため、試験範囲を一周するにもそれなりの時間を見込む必要があります。

スタートは計算科目を定着させるところから

会計士試験の時にもよく言われたことかもしれませんが、まずは会計・税務の計算分野の定着を優先しましょう。


夏ごろから答練も始まります。

そのタイミングで全く計算に着手できていないと、答練をオンタイムで受けることができず、遅れを取る恐れがあるので注意が必要です。

理論科目(’特に職業倫理)は計算科目と比べると学習コストが少なく済む傾向にあるので、余裕がある時期にこそまず計算科目に取り組むことをオススメします。

仕事との両立も重要

論文に合格後すぐに監査法人に就職したとすると、大体2~3年目に修了考査を受ける人がほとんどかと思います。

3年目ともなると業務の担当範囲も増えてくるタイミング。

修了考査の直前に業務が集中しないようなスケジュールを組んでおくほか、チームメンバーにも協力してもらえるような関係を築いておきましょう。

また修了考査の監査実務はその名の通り実務的な内容も多く出題されます。
監査法人での業務も試験勉強に繋げるという観点をもって取り組むと、試験勉強の負担軽減につながるはずです。

おわりに:合格後のキャリアは明るい

短答式試験から始まり、長かった試験の道のりもこの修了考査が最後です。

修了考査に合格し、公認会計士登録をすれば晴れて「公認会計士」と名乗ることができます。

「公認会計士を採用したい」
という会社は世の中に多く存在します。

多くの選択肢を手にし、自分の目指すキャリアパスを歩んでいきましょう!

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