夏の過ごし方②かち割らざるを得ない
製氷機が壊れた。
水を入れておけば冷蔵庫が勝手に氷を永遠に作り続けてくれる、そんな夢のような機能。
この繰り返す酷暑で冷房の無い部屋で過ごすには、氷水をがぶ飲みし内臓から冷やしきることが肝要である。
養生などをかじっている人が聞くと青くなる対処法ではあるが、体は温めないと!と提唱してくる人が冷房を買ってくれるわけでも電気代を払ってくれるわけでもない。熱にやられて倒れたら看病もしてくれない知らん人の言うことは聞かない。
私を救うのは氷水だけ。
なのに製氷機が壊れたのだ。
天は我(々)をみはなした!
(映画「八甲田山」を真夏に鑑賞する避暑法もあるのでまたの機会にご紹介します)

百円均一店で製氷皿を購入。
一個も自動で氷が落ちてこなくなった製氷スペースにピッタリのそれを、しばらく凍らせておき、できた18個の氷をローテーションさせていたのだがこの酷暑では到底間に合わない。
去年インターネットで得策案を得た。
「ジップ付きビニール袋に水を入れて凍らせば氷がたくさんできて便利!」
これや!と私も去年から、ジップ付きビニール袋に水道水を溜め込み冷凍庫で凍らして、せっせと氷を作っていた。
作り方はこうだ。
①ジップ付きビニール袋に水道水を入れる
②冷凍庫で凍らせる
③凍ったらぬるい水道水にさらして、亀裂が入るのを待つ
④亀裂が入ろうが入らまいが、清潔なタオルで包んで金槌で叩きかち割る
⑤製氷スペースに入るくらいの大きさまでかち割り壊して、保存する
ね?簡単でしょう?
特に、④の過程が、合法的な暴力をふるえるのでストレスも解消される勢い。私はせっかちなので、まだ内部が完全に凍ってない状態をぶっ叩き、冷水を浴びるというハプニングも夏ならではの乙である。
懸念点は、タオルがすぐ傷むところと、かち割り切らないと製氷スペースに入らない、ということ。ジップ付きビニール袋の内部がほんまに清潔か?ということも考えない方がいい。

あとは、タンブラーの口径に合わなければいけない。
せっかちな私は細かく微調整などできないので、無理やりタイトなタンブラーにねじ込む。
なんとかなるもんだ。
なんとかなると思いながらなんとかするから、なんとかなっているのだ。
私はアイスクリームなどはもう食べなくても大丈夫になってきたので、ただただ氷水をじゅるじゅるとすすりながら、すすっただけ汗をかきながら、この夏を生きのびる。

